11月以降の米国ETF分配金込チャートではSCHDとVYMが優秀な結果に

Xで面白い投稿がありました。2025年11月からの米国ETF(S&P500・NASDAQ100・VYM・SCHD・JEPI・JEPQ)において、分配金を加味した推移を見たときの結果に関する投稿です。一般的には上昇スピードが大きいと言われている、NASDAQ100やS&P500の成長が鈍化していて、さらには超高配当なJEPIやJEPQもそこまでではなく、普段は比較的安定していると言われているVYMやSCHDのパフォーマンスが最も優れていたという、とても判りやすい投稿です。

この結果を見ると下記のようになっています。

  • SCHD +6.45%
  • VYM +4.92%
  • JEPI +3.25%
  • S&P500 +0.91%
  • JEPQ +0.48%
  • NASDAQ -2.09%

SCHDは昨年9月までは日本で購入することができませんでしたが、楽天、続いてSBIが投資信託で日本でも購入できるようにした以降、ずっと低迷してきました。当初、SCHDは高配当であることや過去の増配率が大きいことで、とても注目を集めていました。しかし、パフォーマンスが低迷していたことで徐々に話題に上がりにくくなってきています。Xを見ていると、SCHDは売却してしまったという投稿も見られました。しかし、ここにきて、SCHDのパフォーマンスが突然上がっていることは、とても、興味深い結果だと思います。

ただ、投資というのは難しくて、「だったら今、VYMやSCHDを買い増そう」と思っても、これから先も同様の傾向になるとは限らないです。もしかすると、全体的に大きく低迷したり円高に傾いたりして含み損を抱えてしまったり、逆にNASDAQ100やS&P500が高騰する可能性もあります。

結局、誰にも未来のことは分らないわけで、ほとんどのアクティブ型投資信託はインデックス型の投資信託に勝てないという話しにも通じるものがありそうです。

日本の日経平均を見ていても高市首相が誕生してから急激に上がった相場も、現在は低迷気味で、現時点でも5万円を大きく割る水準になってしまいました。

長期積立投資が目的であれば短期的な相場の変更で右往左往せずに、最初に決めたポートフォリオを信じて、愚直に積み立てていくのかなと思っています。

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