最近、いろいろな銀行で定期預金の金利引き上げが行われています。三菱UFJ銀行でも1年ものの定期預金金利が1.0%に預入金額100万円までに限り預けることができるキャンペーンが実施されました。念のためこちらのキャンペーンにはエントリーしておいたのですが、9月募集の個人向け国債は更に金利が上がることが想定されたため、三菱UFJ銀行の定期預金開設は見合わせていました。
そして、9月3日になると、9月募集分の個人向け国債の金利が発表されました。

変動10は1.0%超えの1.06%となりました。固定5は1.12%と更に高い金利が提示されましたが、今後、日本の政策金利は上がっていくことを想定していたので、5年間にわたり金利が固定されてしまうのは厳しいです。
そこで、今回は変動10に預け入れておくことにします。楽天証券から手続きをしました。
個人向け国債は半年ごとに利子が支払われます。個人向け国債は当初1年間は基本的に引き下ろすことができません。中途換金は一万円から行えますので意外と自由度はあります。1年間が経過したあとに引き下ろすと、前2回分の利子相当額がペナルティとして差し引かれます。従って1年で換金すると結局は無利子で預けていたことになります。もし1年後におろすことを想定しているならば、個人向け国債よりも三菱UFJ銀行の1%の1年もの定期預金に預けたと思います。
現在、日本では2%以上のスピードでインフレが進んでいるので、個人向け国債に入れておいても、実質的には価値は目減りしてしまいますが、普通預金に入れておくよりは多少の防衛にはなるというイメージでしょうか。生活防衛資金を普通預金には残して個人向け国債も上手に使おうと思います。
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