先日、高速道路をクルマで走行しているときに、アクセルを踏んでもエンジンの回転数は上昇しているもののスピードが上がらない状況に遭遇しました。クルーズコントロールで定速走行(時速90Kmほど)しているときに、前のクルマが接近してきたので、アクセルを踏んで追い越し車線に出ようと思っているときでした。クルマが加速しないので、車線変更と追い越しは止めて、そのまま走行しながら様子を見ていると、今度はエンジンオイル警告灯が点灯しました。

そのまま、クルマは路肩に停車させて、いったん、エンジンを切りました。ちょうど、以前は高速道路上のバス停として使われていた場所で、路肩がとても広くなっていたので、安全に停車できて良かったです。
本来は良くないと判りつつも、エンジンを再始動すると、クルマは正常に走行できる状況になったので、走行車線を一定速度で走行し、インターチェンジから一般道に降りました。(エンジン再始動で走行できるようになったので、ECU(電位制御ユニット)の一時的な障害が疑われますが、最悪は本当の別の原因が潜んでいて、大きなトラブルに発展する可能性があります)
クルマを駐車場に停めた後、ボンネットを開けて、オイルゲージを確認してみました。しかし、オイルは規定量だけ、しっかりと入っていることが確認できました。10月に車検を通して、エンジンオイルを交換したばかりで2ヵ月しか経っていないので、そこまで劣化していることはありませんでした。
ホンダのグレイス ハイブリッドは「i-DCD」という、いわくつきのトランスミッションを使用しています。日光のいろは坂などで、観光シーズンに渋滞の中を進んでいると、トランスミッションが焼き付いて走行できなくなるという問題が出ています。今回は渋滞でも急坂でもなかったので、これとは違うことは判りつつ、ネット検索をしてみると、こちらの記事がありました。
この中の、「東名へ連絡する合流路走り終えつつある中、本線合流しようとウインカー出してアクセル踏んだら、いきなりすっぽ抜けた感じに空噴かし。は?…っとアクセル抜いて、もう一回踏むとやっぱ空ぶかしになる。」という部分は、私が最初に感じた事象とよく似ています。
このグレイス、初回登録後すでに10年が経過、累積走行距離が12万Kmになっているので、そろそろ、どこかにガタがきてもおかしくない時期です。週末に販売店に持ち込んで、チェックをしてもらいたいと思います。

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