しばらく利用していなかった楽天証券の資産づくりアプリのiGrowを久しぶりに起動してみました。機能的にあえて使うほどでもなかったので、スマホからアンインストールしていました。
少しすると、思わぬ進化があったことを知りました。配当金・分配金・利金の管理機能が付いたのです。今まで貰った配当金等の情報だけではなく、今後受け取れるであろう予想額も表示可能です。この機能、最初にiGrowが公開されたときから熱望していた機能でした。

実は配当金や分配金を管理できるアプリは各種公開されています。今まで私は配当キングというアプリを使っていました。このアプリはとても使いやすいのですが、証券会社との自動連携機能はないので、各保有株式等の保有数量や平均取得金額を手入力しなければいけません。
ところがiGrowについては楽天証券の口座と完全に連携しているので、銘柄登録や保有数量、平均取得金額などを手入力する必要がありません。
残念な点ですが、投資信託の予想分配金は見ることができません。投資信託の分配金は基準価額に大きく左右されて、いわゆるタコ足配当の具合によっても大きく上下するので予想が難しいのかもしれません。なぜか配当キングで管理している数字と配当金の予想額が異なるので、よくよく調べたらこの違いに気が付きました。
また、貸株をしている銘柄は配当金等が反映されません。
iGrowの公式サイトを確認してみると、配当・分配・利金の管理ができることが新機能としてアピールされていました。

将来分については保有銘柄から予想される株式の配当金、債券の利金を表示しています。投資信託は予想金額表示の対象外と明記されていました。将来分についてはあくまでも予想に過ぎず実際の受取額とは異なる場合があると注意書きがあります。
一通り、iGrowの配当金、利金に関する機能を確認してみましたが、円グラフや月別の棒グラフなど、十分な機能が実装されていることが確認できました。あとは、楽天ウオレットと連携して仮想通貨残高を表示してくれれば最高です。
今まで使ってきたアプリ「配当キング」からは卒業して、iGrow一本で管理していこうと思っています。
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