2025年10月1日から楽天ふるさと納税はポイント付与対象外に変更

 楽天ふるさと納税は、楽天市場で普通に買い物をする感覚で応援したい自治体へふるさと納税ができる便利な仕組みです。楽天ふるさと納税のもう一つの魅力は、楽天経済圏の使い方によっては、ポイント還元率が非常に高くなることでした。楽天モバイル、楽天ひかり、楽天カード、楽天証券投資信託、楽天証券米国株式、楽天ウォレット、楽天でんき、楽天トラベル、楽天ブックス、楽天KOBO、楽天ラクマ、お買い物マラソンなどサービスを使っていくと楽天市場での買い物やふるさと納税におけるポイント還元倍率が上がっていきます。

 そんなお得な楽天ふるさと納税のポイント制度が、2024年6月に改正された総務省告示に伴い、2025年10月1日からポイント付与できないなってしまいます。楽天グループでは、2025年7月10日に、ふるさと納税へのポイント付与を禁止する総務省告示の無効確認を求める行政訴訟等を、東京地方裁判所に提起していますが、この結果が出ない中でポイント付与禁止の期日を迎えることになります。

 2025年10月1日以降は楽天ふるさと納税で下記のポイントはつかなくなります。

  • 楽天市場のお買い物通常ポイント(100円につき1ポイント)の付与
  • スーパーSALE、お買い物マラソン等の買いまわりカウントとポイント付与
  • 全ショップ対象キャンペーンのポイント付与
  • 以下サービスのSPUポイント付与
    • 楽天モバイル+エントリー +4倍
    • 楽天ブックス +0.5倍
    • 楽天Kobo +0.5倍
    • Rakuten Fashionアプリ +0.5倍
    • 楽天トラベル +1倍
    • 楽天ビューティ +0.5倍
    • 楽天銀行+楽天カード +0.5倍
    • 楽天証券 投資信託 +0.5倍
    • 楽天証券 米国株式 +0.5倍
    • Rakuten Pasha +0.5倍
    • Rakuten Turbo/楽天ひかり+エントリー +2倍
    • 楽天モバイルキャリア決済+エントリー +2倍
    • 楽天ウォレット +0.5倍
    • 楽天でんき +0.5倍
    • 楽天Kドリームス +0.5倍
    • 楽天ラクマ +0.5倍

 なお、カード決済にともなってカード会社から付与されるポイントについては、引き続き各カード会社から付与される形になるとのことです。

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