SONYが「Video & Side View」アプリのサービス終了を発表(大きな不満)

SONYのブルーレイディスクレコーダー(2021年モデルのBDZ-ZW1800)を使用しています。このレコーダーの録画予約や番組視聴で活躍しているのが、スマホアプリの「Video & Side View」です。SONYが自社のブルーレイディスクレコーダーなどを使いやすくするために無償で提供しているアプリで、AndroidとiOSに対応しています。

このアプリが2027年3月30日をもって、サービスを終了するというアナウンスがSONYから発表されました。利用できなくなる主な機能は下記のとおりです。

  • リモコン
  • 録画予約(ホームネットワーク内から)
  • 外から録画予約
  • 外からどこでも視聴
  • ワイヤレスおでかけ転送(スマートフォン等に転送済みのコンテンツについてもサービス終了後は再生できなくなる)
  • その他、アプリ内のすべての機能(対応製品によって異なる。機能の一部は製品によっては対応していない場合がある)

2027年3月30日がアプリの利用最終日、翌日からはアプリの画面にサービス終了のお知らせが表示され、すべてのサービスが利用できなくなります。

最近では見逃し配信のTVerという選択肢もあるので、あえてブルーレイディスクレコーダーを購入することも少なくなり、徐々に売り上げが減っています。SONYも年々、ブルーレイディスクレコーダーの新モデルの種類が減ってきていたので、そろそろ撤退も視野に入れているのかもしれません。メンテナンスに手間がかかるアプリについても早めにサービス終了の告知をしたというのが今回の状況ではないかと思います。

しかし、ここ一年二年の間にブルーレイディスクレコーダーを購入した人は、このアプリがあることも含めて購入する意思決定をした可能性があります。(SONYでは「ブルーレイディスクレコーダーとVideo & TV Side Viewでできるすごいこと」というページでアピールしていましたが、現時点でこのページは削除されました)

にもかかわらず、いきなり全サービスのサービス終了というのは、進め方が強引すぎるように思えるので、消費者からの反発も出てくるのではないでしょうか。

私自身もアプリがなくなってしまうと、ブルーレイディスクレコーダーの操作に困ってしまいます。DLNA接続してリモートで番組を観るための代替手段はあるのですが、一番問題になるのは、番組表から録画予約する場合です。アプリではランキングなどから簡単に操作できたのが、もしアプリがなくなるとテレビ画面で細かい文字を見ながら予約をしなければいけません。また、録画した番組の中から自分が観たい番組を選んで再生する操作も面倒になります。

SONYには改めて対応方針の見直しをしてほしいと思っています。

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