楽天ギフトカードは従来は購入する手段によっては最大で3%のポイント還元が得られるルートが有りました。しかも、楽天ギフトカードの券面額と同額の楽天キャッシュに充当することができました。楽天キャッシュはほぼお金のようなもので、楽天市場の買い物で使えるほか、楽天証券で投資信託を購入することまで出来てしまいます。
しかし、楽天グループでは2025年11月に楽天ギフトカードの販売を一時的に取りやめ、この12月15日から改悪した状態で販売を再開することが発表されました。
どのように改悪されたかと言うと、購入金額(ギフトカードの額面)に対して、97%分しか楽天キャッシュにチャージできなくなってしまいます。
具体的には券面の額に対して、受け取ることができる楽天キャッシュは下記のようになります。
券面額→受け取ることができる楽天キャッシュ
- 1,500円→1,455円分
- 3,000円→2,910円分
- 5,000円→4,850円分
- 10,000円→9,700円分
- 20,000円→19,400円分
- 30,000円→29,100円分
楽天ギフトカードの購入方法を駆使して、最大で3%のポイントが得られたとしても、購入したギフトカードの額面の97%分でしか楽天キャッシュにチャージできないので、まったくお得ではなくなりました。
私自身は楽天経済圏を活用していますが、楽天ギフトカードを購入することでポイント還元を受ける方法はまったく使っていませんでしたので、今回の改悪で直接影響を受けることはありません。特定のクレジットカードを作ったり、特定の決済アプリを設定したり等、ここまで手間をかけることに魅力を感じていませんでした。
どうしても、今までの流れを見ると相場を上回るような高還元クレジットカード、高還元ギフトカード購入ルートなどは、いつかは改悪される運命にあるような気がします。最初は使う人が少なくて、あまり問題視されていなかったとしても、SNSで注目されたり、雑誌で紹介されたりして利用する人が増えると問題視されるようになり、改悪につながってしまうのでしょう。
以前は特典が多いクレジットカードを使っていた時期もありましたが、注目されてくると特典が改悪されてしまうことが多々あり、別の会社のクレジットカードに乗り換える手間をかけたことが何回かあります。最初から自分が欲しいマイルまたはポイントが平均的なレートで貰えるクレジットカードを大事に使ったほうが良いのではないかと今では思っています。

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