4月のはじめに自治体から「マイナンバーカード・電子証明書/有効期限通知書在中」と書かれた封筒が届きました。裏側には「開封してご確認ください・有効期限の更新は、申請が必要です」という記載があります。中を開けてみると、マイナンバーカード・電子証明書の有効期限通知書がありました。2025年の誕生日でマイナンバーカード・電子証明書の有効期限がくるようです。マイナンバーカードには10年の有効期限(18歳未満は5年の有効期限)があります。有効期限が切れると、マイナンバーカードが本人確認書類として使えなくなるほか、E-Tax等の電子申請やコンビニ交付、健康保険証等にも使えなくなります。マイナンバーカードの更新にかかる手数料は無料です。
更新するためには下記4種類の手続きがあります。
- スマートフォンで申請
- パソコンで申請
- 証明用写真機で申請
- 郵送で申請
半分以上の人はスマートフォンやパソコンで申請をしているとも書かれていました。今回はスマートフォンを使って更新の申請をすることにしました。スマホで顔写真をとって、必要な手続きを進めていけば申請が終了します。
この申請は4月初旬のうちに終わらせてしまったのですが、そのあと、1ヵ月が経過しても何の進展もありません。申請状況照会サービスというものがあるので、ここで確認していると、4月12日には内容確認が完了して、JLISから自治体へは4月20日に新しいマイナンバーカードを送付したことになっています。
自治体の公式サイトでマイナンバーカードの更新がどうなってしまったのか確認してみました。すると、下記の記載がありました。
マイナンバーカードは、全国の市区町村が共同で設置する「地方公共団体情報システム機構」(J-LIS)が一括して申請を受け付け、作成しています。市では、J-LISからマイナンバーカードが納品された後、交付の準備が整い次第、順次「交付通知書」を送付しています。
現在、申請受付より約1カ月から1カ月半程度で「交付通知書」を送付しています。
なんと、申請をしてから、約1ヵ月から1か月半もの待ち時間が発生しているようです。こんなに期間がかかっていては、マイナンバーカードの有効期限が失効してしまう人も多く出てくるのではないでしょうか。
なお、新しいマイナンバーカードを受け取るときには下記の書類が必要です。
- 交付通知書
- 本人確認書類
- 通知カード(通知カードがお手元にないかたは、交付窓口でお申し出ください)
- 住民基本台帳カード(お持ちのかたに限ります。紛失した場合は、交付窓口でお申し出ください)
- マイナンバーカード(2枚目以降のかたに限ります。紛失した場合は、交付窓口でお申し出ください。2枚目以降の発行は有料となる場合があります。詳しくは「マイナンバーカードの再発行申請と手数料について」をご参照ください)
この中でくせ者は本人確認書類です。パスポートを作っていなかったり、今後、運転免許証をマイナンバーカードに一体化してしまった場合は、マイナンバーカードが失効してしまうと詰んでしまいそうです。
- 1点で確認するもの:マイナンバーカード(写真付)、運転免許証、パスポート、在留カード(写真付)、住基カード(写真付)、障害者手帳、都立・市立の学生証(写真付)、特別永住者証明書、運転経歴証明書(平成24年4月1日以降交付に限る)等、官公署発行の顔写真付きのもの
- 2点で確認するもの:健康保険証、資格確認書、介護保険証、乳幼児医療証、マイナンバーカード(写真無)、在留カード(写真無)、母子健康手帳、住基カード(写真無)、生活保護受給証明書、年金手帳(基礎年金番号通知書)等、「氏名・生年月日」または「氏名・住所」の記載のあるもの
- 「2点で確認するもの」から2点準備できない場合は、2点で確認するものから1点と、さらにもう1点の書類(預金通帳、キャッシュカード、クレジットカード、診察券、社員証、私立の学生証など)が必要です。
マイナンバーカードが失効すると、本人確認でも大きな支障が発生しそうなので、早く、新しいマイナンバーカードの受け取りに関する通知が来ることを願っています。
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