携帯電話サービスで乗り換え検討先のトップは楽天モバイルが躍進

WEB担当者フォーラムの記事を読んでいると面白い調査結果が公開されていました。携帯電話の通信サービスの他社への乗り換え意向は全体のうち27.1%の人が持っていて、検討されている乗り換え先のトップは楽天モバイルとなっています。この調査は18歳~69歳の男女40,000人を対象に2025年2月1日~2月6日の期間で「2025年2月通信サービスの乗り換え検討に関する調査」として実施された結果です。

現在利用しているサービス別に「乗り換え検討の意向を持っている人」の多さ順で並べると、下記のようになります。

  1. SoftBank 32.7%
  2. UQ Mobile 31.7%
  3. LINEMO 31.2%
  4. Y!mobile 30.7%
  5. ahamo 29.6%
  6. povo 27.6%
  7. au 27.2%
  8. MVNO 25.5%
  9. docomo 23.6%
  10. 楽天モバイル 22.0%

ソフトバンクの利用者は約32.7%の人が乗り換えを検討しているということになります。UQ Mobile、LINEMO、Y!mobile、ahamo、povoなどは比較的安い料金プランを提供しているのに、乗り換えの検討をしている人が多いことは意外に感じました。9位のdocomoはやはり通信基盤が安定していることが評価されているのでしょうか。ただ、同じ通信基盤を使っているahamoは5位になっているので、ほかの要因もありそうです。

一方で、楽天モバイルはもっとも乗り換えを検討している人が低いという結果になっています。やはり、通信料別に自動的に安くなる料金体系、いざとなれば通信量無制限で料金の上限あり、楽天経済圏といったキーワードが魅力になっているのではないかと思います。

楽天グループはここ数年で急ピッチで基地局を増設してきたものの、安定して通信ができるのかどうか不安に感じている人も多いかもしれません。私自身、楽天モバイルは本格サービスを開始して以来使ってきていますが、例えばたくさん人が住んでいるところから離れたところでは電波が届かない場合も過去は多かったので、メイン回線はドコモ回線のMVNO(IIJmio)、サブ回線は楽天モバイルとして使っていた時期もありました。しかし、最近では徐々に通信エリアが広がってきていて、幹線道路沿いなどでは圏外になってしまうようなことも無くなってきたので、現在ではメイン回線を楽天モバイルにしています。

乗り換え先と検討している通信サービスの順位は下記のようになっています。

  1. 楽天モバイル 23.8%
  2. Y!mobile 13.7%
  3. UQ mobile 12.1%
  4. ahamo 11.3%
  5. MVNO 10.4%
  6. SoftBank 7.2%
  7. docomo 6.9%
  8. povo 5.3%
  9. au 4.6%
  10. LINEMO 4.6%

乗り換え先として検討されている通信サービスは断トツで楽天モバイルが1位という結果になっています。

WEB担当者フォーラムの記事はこちらになります。

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