国道140号線の大滝地内で落石があったため、秩父鉄道の贄川交差点から道の駅大滝温泉までの区間が通行止めになっています。
埼玉県の発表は下記のとおりです。
<土砂災害の状況>
- 発生日時:令和7年7月11日(金曜日)22時00分頃
- 場所:一般国道140号 秩父市大字大滝地内
- 現状:落石による通行止め(22時00分規制開始)(道の駅大滝温泉~贄川交差点)
土砂災害による被害の状況
<生活に関する情報>
- 電力:なし
- 通信:なし
- 鉄道:通常運行
- 道路:国道通行規制あり
<被害の概要>
- 人的被害:なし
<県の対応>
- 落石、倒木の撤去については、完了。
- 法面調査の専門家による安全確認の実施予定。
- 交通規制解除の時期は、未定。
すでに、落石や倒木の撤去については完了していますが、法面調査の専門家による安全確認が終わっていないため、交通規制解除時期は未定とされています。
交通機関への影響
この影響により、西武バス三峰神社線 西武秩父駅-三峰口駅-大輪-大滝温泉湯遊館-三十槌-秩父湖-三峯神社については運転が見合わされています。
三峯神社の参拝は秩父駅方面からは行くことができません。
大滝トンネル
今回、落石があった場所は、開通の準備が進められている大滝トンネルが出来上がればバイパスできる場所になります。

大滝トンネルの開通が待ち遠しいです。
【2025/07/18追記】
復旧まで数ヶ月かかる可能性
大野元裕知事は7月15日の定例会見で「人的被害はなく、路面上の落石は撤去済み。発生源と考えられるのり面に不安定な岩塊が複数確認され、安全面が確保できないという理由から、通行止めを継続している。復旧の検討を進めているが、現在の見込みでは数カ月を要する可能性が高い」と現状について説明しました。大野知事は「建設中の大滝トンネルの活用も視野に入れて、通行止めの解消を早急にできないか検討している。緊急車両、スクールバスについては16日から暫定的に通行できるようにする」と説明しています。
【2025年7月22日追記】
建設中の大滝トンネルを暫定開通の方向
復旧工事の長期化を見据えて、大野知事は現在建設中の大滝トンネルを一時的に開通させる方針を示しました。7月30日から一般車が時速15km以下で24時間通行できる態勢を整える方向で準備を進めます。今後の埼玉県からの発表を確認してください。
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