JR山陰線の無人駅で外国人乗客下車時の運賃支払で手間取り約40分の遅延が発生

4月6日に島根県浜田市の三保三隅駅という無人駅で列車の発車が約40分間遅れるトラブルがありました。この列車は運転士一人しか乗務員はいないワンマン列車で外国人の乗客がこの駅で下車しました。運転士はこの乗客から切符を回収しようとしましたが、切符が無かったためでしょうか、運賃に関するやりとりになり、コミュニケーションがうまくいかなかったようです。

列車は2両編成でおよそ20人の乗客がいましたが、この40分間待たされた形になります。このやり取りの中で通報を受けた警察官も駆けつけましたが、事件性はないことが確認されました。

今回のトラブルを知って心配になったことは、以下の2点です。

  • 今回は事件性は無かったが、もしも降車した乗客に悪意があった場合、運転士の身の危険や乗客の命を守ることができるのか(バスでも同じですが)
  • これからインバウンドの乗客が増えていく中で、コミュニケーションの手助けをするためのツール(例えば、自動翻訳アプリを搭載したスマホなど)を乗務員に与えなくて良いのか

三保三隅駅というところがどんな駅なのか分からなかったので調べてみました。すると、このTweetを見つけました。

外国人の方もこの景色に憧れて、三保三隅駅で降りようとしたのでしょうか。本当にきれいな場所で驚きました。島根県には行ったことがないのですが、いつか行ってみたいです。

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