JR山手線の品川駅と田町駅の間に、2020年頃に新駅が開業することが、新聞で報道されていました。山手線の中で最も新しい駅は、1971年に開業した西日暮里駅ですが、それから40年ぶりの新駅誕生になります。この駅が開業すると山手線では30番目の駅となるそうです。
品川駅と田町駅の間には車両基地がありますが、宇都宮線、高崎線、常磐線の3路線が東海道線と接続される工事が行われ東北縦貫線として開通すると、車両の運用が効率化されるため、車両基地のうち10ヘクタールほどが不要になるそうです。
こちらに大規模なオフィス街や商業施設を建設されます。そして、この施設へアクセスする玄関が今回の新駅ということになります。品川と田町の駅の間隔は2.2キロで山手線の中では最も間隔が長いそうです。
JR東日本では近年では汐留を再開発し、商業施設やオフィスを誘致しました。日本テレビもこちらにあります。現在ではビジネスマンが行き交う、とても活気のある場所になりました。汐留の貨物駅があった当時とはまるで違う光景で驚くばかりです。
今回の品川駅と田町駅の間の新駅についても、場所がとても便利な場所なので、非常に楽しみな計画だと思います。
【2018年1月21日追記】
2018年になりました。田町駅と品川駅の間を通りかかった際に新駅ができる周辺を電車から眺めてみました。あたりはかなり整理されて広い空間ができつつありましたが、まだ新しい駅が誕生する様子は感じることができませんでした。
【2020/09/12追記】
高輪ゲートウェイ駅
高輪ゲートウェイ駅として2020年3月14日のダイヤ改正に合わせて暫定開業しました。駅名が発表されたときには、駅名が長くて違和感がありましたが、そのうち慣れてくるのでしょう。
チコちゃん
NHKの「チコちゃんに叱られる」で山手線が特集されていました。どこの駅からどこの駅までが山手線なのか?という出題です。これは答えを知っていました。品川駅から東京駅までは東海道線、東京駅から田端駅までは東北本線なので、山手線の区間は円の東側、残りの田端駅から品川駅までということになります。
実は都心を走っているイメージのある山手線ですが谷や山などがある地形の中を走っていてかなりの起伏があるそうです。昔の蒸気機関車はきつい坂を登れないため、極力、坂を作らないように谷の部分は嵩上げしたり橋を作ったり、山の中では切り通しを作ったりして、出来るだけ線路に勾配を作らないように工夫されているとのことでした。
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