4月はなぜ通勤電車が混雑するのか?

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4月になると通勤電車が混雑します。4月になると、研修などで各地域の人が東京に集まってきたり、最初は真面目に毎日学校に通う人が多かったりするためか?と思っていたのですが、Yahoo!ニュース(キャリコネニュース)の記事を見て面白い事実に出会いました。

鉄道会社各社に聞いても月ごとの統計情報は公表していないものの、4月に乗客数が多いということはないと口を揃えています。また、国土交通省の鉄道輸送統計月報でも、一年の中で4月だけが人が多いという有意な差は無いそうです。

この時期は通勤電車に乗りなれていない人が多いので、電車に乗ったあとに奥まで行くと降りられなくなってしまうのではないか?という不安もあり、電車の出入口付近に人が固まってしまったりして混雑するように感じるのではないかということでした。

また、確かに荷物のドア挟まりや電車内の急病人発生で電車が遅れることが多いこともこの時期です。電車が遅れると車内は混雑してしまうので、これも一因かもしれません。

また、月の乗降客数に現れにくい実態として、時間の分散も関係していると思います。朝8時半からとか朝9時からとか始業時間が決まっていますが、余裕をもって少し早めに行こうとか考える人が多いとある時間帯の電車が混みやすいということはあると思います。その後、通学や出勤になれて利用する時間帯が分散すると電車の混雑が平準化する傾向があると思います。

例年、いつの間にか混雑が緩和していくような感覚ですが、今年の電車の混雑はいつまで感じるのか、少し様子を見ていきたいと思います。

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