コロナ禍が過ぎたあとのテレワークと米国IBMの動き

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昨年の5月に新型コロナウイルスが5類に移行してから、急速に日常がコロナ禍前に戻ってきています。通勤電車はまた以前のように混雑していますし、職場にも人が戻ってきました。オフィス街のランチスポットも以前は閑散としていましたが、こちらもお客さんで賑わうようになりました。違うことと言えば、夜8時頃を過ぎた住宅街で帰宅を急ぐ人を見かけなくなってきたことくらいでしょうか。明らかにお酒を飲む機会や過剰な残業は減ったと思います。労働基準法改正により規制が厳しくなった影響もあるのでしょう。

テレワークは出勤と組み合わせてハイブリッドな働き方ができればいいと思っていたのですが、過度なテレワークの是正を促す動きもあるようです。

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米IBMの場合

ブルームバーグの報道によれば、米国のIBM社が「米国の管理職従業員はすべて、少なくとも週3日はオフィスもしくは顧客の所在地に出勤しなければならない」、「医療上の理由や兵役などの例外を除き、リモートで働く従業員で通勤可能な場所に住んでいない人は8月はじめまでにIBMのオフィスの近くに引っ越さなければいけない」としたことが紹介されていました。

このような周知が行われるほど、コロナ禍の期間中に職場から遠くの場所に引っ越してしまい、職場に出勤しない管理職が増えてしまったということなのでしょう。

日本の会社では

日本でもコロナ禍にオフィスから離れた場所に引っ越した人の話はときどき耳にしますが、出勤するのが困難なほど遠くに引っ越したという話しは聞かないので、このIBMの例はやはり極端な働き方を是正する動きと考えて良さそうです。オフィスまたは顧客のところに行くのは週3日と説明しているように、IBMもテレワークと出勤を組み合わせたハイブリッドな働き方を目指しているように思えます。

日本はその国民性からなのか、少し出勤する人の率が増えすぎているようにも思えます。うまくテレワークと出勤を組み合わせた働き方が定着してほしいと思っています。

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