最低価格方式の入札と学校タブレットの故障多発

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徳島県の高校などに配備されたひとり1台のタブレット端末の故障が多発している件について、徳島県教育委員会の教育長が記者会見で謝罪したことが報道されていました。

約1万五千人の生徒に対して配られたタブレット端末のうち、3500台以上が故障で使えなくなっています。故障した端末はすべて中国の「ツーウェイ」社製です。

県立高校など29校にタブレット端末を八億円かけて1万6500台配備したのは2020年、故障は2023年7月から急増、猛暑などでバッテリーに異常が起きたとされています。

公開されている徳島県県民目安箱を見ると1月20日付で下記の投稿があります。

県立中学校・高等学校に○○製のタブレットパソコンが配布されましたが,そのタブレットには故障や不具合が多く授業の妨げになってしまいます。回線が増強され少しはましになりましたが、やはり繋がりにくいです。
故障や不具合の具体的な症状は、
・起動しない。
・砂嵐のような音が聞こえる。
・インターネットに繋がらない。
不具合があるのは仕方のない事だと思いますが明らかに多すぎます。
もう少し使いやすい端末に変更して頂きたく思います。

2023年1月から故障が発生していたようです。さらに、不具合の内容を見ると、バッテリーとは関係ない故障も含まれているようです。なぜ、徳島県は酷暑でバッテリーがダメになったというメーカーをかばうような説明をするのでしょうか。

そもそも、最低価格方式で入札にかけることが、安物買いの銭失いのようなことが発生する根本の原因だと思います。信頼性や耐久性については、仕様書に規定しにくいので、単なる価格競争になってしまうと、このような問題が再発すると思います。

調達制度の見直しを考えなければいけない時期に差し掛かっているのではないでしょうか?

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