ネット予約のあと紙の切符に予め交換した新幹線の切符払い戻しが大変だった件

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 2023/09/08に東京から名古屋へ出張する予定だったのですが、まさかの台風上陸、しかも静岡県に上陸して日本列島を縦断するコースです。朝5時の段階で新幹線は朝から通常運転することが発表されていましたが、天候の状況によっては遅れや運転見合わせが発生する可能性が報じられていました。

 そんな状況でしたので、朝6時の段階で出張は中止することになりました。問題は事前に準備していた切符の払い戻しです。

 事前にJR東日本のインターネット販売サイトの「えきねっと」で新幹線の指定席券と乗車券を購入、出張の日にバタバタするのは嫌だったので、事前に紙の切符を自動券売機で入手していました。


JR東海のエキスプレスカードを持っていない限り、Suicaでは東京-名古屋間の乗車ができません。紙の切符に交換する必要があります。

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指定席券の払い戻しは出発時刻まで

 いつまでに払い戻しの手続きをすればよいのか調べてみると、指定席券を持っている場合は列車の発車前までに手続きしなければならないことが判りました。続いて、どうやって払い戻せばよいかを調べてみました。

えきねっとで購入しても手続きは駅の窓口?

 えきねっとで購入したので、簡単にインターネットで払い戻し手続きができるのだろうと軽く考えていたのですが、紙の切符に交換したあとはインターネットで手続きができないことが判りました。

 台風が接近する中、自宅最寄りの駅にすぐに向かいました。

 みどりの窓口がある駅だったので、窓口に行ってみるとなんとシャッターが閉まっています。自動券売機で切符の払い戻しができそうだったのですが、こちらも調べてみると下記の条件がありました。


  • 券売機で購入した場合に限る

 みどりの券売機プラスという機械があれば払い戻しができそうですが、この駅にはありませんでした。

みどりの券売機プラス

駅の有人改札で手続き

 周りを見渡してみると、駅の有人改札がカウンターのようになっていたので、そこで払い戻しについて確認しました。

 すると、切符に「取消証明」をするので、「購入したときのクレジットカードを持参して1年以内に払い戻しの手続きをしてください」ということでした。取消証明とは言っても、切符に印をもらうだけです。


このインターネット社会になった現在、未だに紙の切符の発行を強いて、しかも払い戻しは台風の中で駅まで行って手続きをしなければいけないというのはどういうことなのでしょう! 「取消証明」をするだけであれば、えきねっとで手続きができるようにすれば良いのではないでしょうか。

台風13号は接近の9月7日から9日の切符は手数料なし

 今回の台風13号については9月7日から9日までの東海道新幹線の切符に限り手数料なしで払い戻しができることがJR東海から発表がありました。

 発車時刻直前のキャンセルでは本来であれば特急券料金の30%の手数料が必要だったので、節約できて良かったです。


飯田橋駅のみどりの窓口が大混雑  

平日の午後3時、飯田橋駅のみどりの窓口に行ってみると、窓口が大混雑しています。なんと、窓口で応対中のお客さんを除いて、7人待ちの行列、窓口はよろず相談所状態になっていて、応対にとんでもない時間がかかっています。

なぜ、えきねっとで購入した切符の払い戻しにこんなに待たなければいけないのでしょう。窓口の奥には暇そうに突っ立っている駅員もいます。自動券売機で対応できる客の対応でもすれば良いと思います。

窓口で対応する以外に方法はないのか、JR東日本に電話をしてみると、ずっとお話中、JR東日本はやはりダメです。

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