滅茶苦茶に暑くなったのは気のせいではない

当サイトの記事には広告が含まれます

東京でもここのところは、とても暑い日が続いています。そんな中で、こちらのツイートが話題になっていました。

Windows95が発売された1995年は、同じ7月でもこのような気温だったのかと驚くばかりです。

気温が1番高い日でも32.5度と、2023年7月とは比べものになりません。

年によって当然寒暖差はあるだろう、たまたま1995年の7月は涼しかっただけではないか?という指摘に対しては、こちらのNASAが発表した、1880年から2021何までの年別の地球の平均気温が一目で分かるアニメーションが参考になります。円の中心にある数字が西暦です。

確実に地球は暑くなっています。

以前、ある議員が「私が小学生の頃はエアコンなしでも元気に過ごしたものだ。だから、小学校にはエアコンはいらない」という主張をしてヒンシュクを買うケースがありましたが、年配の人が子どもだった時と今とでは、地球環境が全く異なっている点に注意しなければいけません。

ちなみに文部科学省の調査(令和4年9月1日現在)では全国の小中学校(普通教室)の平均で95.7%にエアコンが設置されていることが報告されています。特別教室は63.3%の設置率です。

地球上で暑さを凌ぐためにエアコンを使う人が増えれば、エネルギー消費量が増えて温暖化が進むという悪循環になってしまいますが、太陽光発電などのクリーンエネルギーの利用、エアコンなど電気器具の省電力化技術の進歩などで悪循環から脱出できることを願っています。

コメント