GoToトラベルは一部地域への旅行は一時停止へ

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感染拡大地域を目的地とする旅行について、GoToトラベルによる割引は一定期間実施しないことが報道されています。

これからの予約だけではなく、すでにGoToトラベルを利用して予約した旅行についても割引は行わない方針です。旅行の予約を受け付けた楽天トラベルやじゃらん、JTBなどの予約サイトは、いったん割引後の価格でクレジットカード決済を実施しているにも関わらず、これから割引分の金額を再度クレジットカード会社に請求することなどできるのでしょうか。

少なくとも予約をしている人に対して、通常価格に戻っても旅行をするか、旅行をキャンセルするかを確認したうえで追加の徴収をしなければいけないと思うので、手動で実施するにしてもサイトを改修して自動で実施するにしても、ものすごい手間がかかりそうです。

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感染拡大地域の指定

北海道の鈴木知事が札幌市を一時停止する措置の対象地域にせざるを得ないという認識を示したほか、大阪府の吉村知事も大阪市を一時停止の対象とするよう国に求める考えを明らかにしています。

専門家からは東京都や愛知県でも感染が拡大している地域があることが指摘されているので、今後、札幌市や大阪市以外の地域も一時停止の地域に含まれていることになると思います。(感染拡大地域の定義は都道府県の単位ではなく、もっと市区町村の単位で指定することも視野に入れているようです)

キャンセルに関わる実費は国が補償

赤羽国土交通大臣は24日の記者会見で、GoToトラベルの一時停止に伴い利用者が旅行をキャンセルした場合のキャンセル料を利用者が支払わなくて済むように旅行会社や宿泊施設に生じた損害を国が補償する方針を示しています。すでに割引があることを前提にして予約をした利用者への配慮のためと考えられます。

GoToトラベルの開始当時は東京都から旅行に行く人、東京都を目的地にする旅行が除外されていました。しかし、今回の一時停止措置に関しては東京都から旅行に行く人は感染拡大地域に行かない限りはGoToトラベルキャンペーンの対象になるようにも報道からは読み取れます。

私自身、10月終わりに手続きした楽天トラベルでの宿泊の予約があるので、今後の報道を注意深く見ていきたいと思います。

GoToイートキャンペーンも見直しへ

また、GoToイートについても感染拡大地域では一時的に停止する検討が進められています。食事券の販売を中断する等の措置を検討しているようですが、すでに予約してあるポイント還元分の予約がどのような扱いになるのか気になるところです。GoToイートで食事をした際にホットペッパーグルメで貰ったポイントも貯まっているのですが、この期限が1月末です。もしも、ポイントを利用した飲食も一時停止になってしまうとポイントが失効してしまいます。

詳しい制度設計は現在並行して行われているので、正式な発表を待ちたいと思います。

 

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