マイクロソフトがWindows9xのサポートを終了(古いアーキテクチャとの決別)

WINDOWS 98

 IT-Mediaの記事を読んでいると興味深い記事がありました。WINDOWS98SE,WINDOWS98、WINDOWS95、WINDOWS MEのサポートが今年の7月に終わります。以前にも聞いていたような気がしますが、まだ相当に先のことだと思ってあまり気にしていませんでした。

 Windows 9xやWindows MEはWindows3.1からの流れを汲んでいるので、MS-DOSの影響を強く受けるなどOSとしては制約があります。一方で、Windows95やWindows2000は新しく設計されたWindows NTの流れを汲んでいるので、MS-DOS時代の制約などに束縛されていません。やはり、今後は後者の流れが一般的になることは明白です。

 いまでも、古い流れのWindowsを使用しているユーザーはたくさんいると思います。私自身も旧型のパソコン、たとえば子どもに使わせているThinkpadの旧型機種にはしっかりとこれらのOSが入っています。

 しかし、サポートが終了してセキュリティアップデートが出てこなくなってしまうとなれば、怖くてインターネットには接続させることができなくなってしまいます。しかし、Windows2000を入れるだけのパソコンの能力も無いので、これらのパソコンは廃棄するかLinuxを入れるかといった感じになるでしょうか。

 いまではそれなりのスペックを持ったノートパソコンも7万円台から購入することができるようになったので、あまり古いパソコンに固執する必要も無いのかもしれません。

 古いパソコンでも何とか使うことができるOSの選択肢が減ってしまうのは実に残念です。MS-DOSのときのように第三者から古いWINDOWSとの軽い互換OSが発売されるようなことはないでしょうか。

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