iPhoneのバッテリーの健康診断をするアプリ「coconutbattery」が使いやすい

 先日、coconutbatteryというアプリが期間限定で無料で公開されていました。iPhoneに内蔵されているバッテリーの健康度を計測してくれるアプリです。

 androidではこのようなアプリがあることは知っていたのですが、iPhone用もあることは知りませんでした。iOSはアプリにシステム的な情報を取得できるようなAPIをあまり積極的に公開していないと思っていたのですが意外です。

【2025年9月4日追記】

現時点ではiOSの設定機能の中にバッテリーという項目が追加されていて、バッテリーの健康度を確認できるようになっているので、こちらの標準機能を使うことをお勧めします。

 最近、ポケモンGoをしている関係で、1日に何回も充電を繰り返しています。そのため、バッテリーも少し弱ってきている印象がありますので、それが視覚的に見たいと思いました。

 アプリを立ち上げると2種類の画面があります。1つはバッテリーの健康度を示す各種情報が表示される画面です。

iPhoneのバッテリーの健康診断をするアプリ「coconutbattery」

 battery chargeはその機種で実質的に充電できる容量のうちどこまで充電できているかを表示します。

 battery healthはバッテリーの充電容量公称値のうち実質的に充電できる最大値はいくつかを示しています。この数字が公称値に近ければ近いほどバッテリーは健康です。

iPhoneのバッテリーの健康診断をするアプリ「coconutbattery」

 road cycleはゼロからフルまで充電したのを一回とすると、何回の充電をしたかという表示です。1日目は50%から100%まで充電、二日目も50%から100%まで充電をした場合は、2日でroad cycleは一回になります。

 この回数が少ないほど、バッテリーにかけた負荷は少なかったことになります。
もう1つは履歴を保存、参照できる画面になります。

iPhoneのバッテリーの健康診断をするアプリ「coconutbattery」

 どんな時期にバッテリーが劣化していったか、この画面を見ることでわかります。定期的にこちらのソフトを使いながらバッテリーの様子を観察したいと思います。

【2025年9月4日追記】

 2025年9月現在では最新のiOSのappstoreでこのアプリを検索してもヒットしませんでした。iOS標準の設定機能でも、バッテリーという項目が付いていて、現時点のバッテリーの健康診断ができるようになっているので、あえてアプリをインストールする必要もなくなりました。

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