2012年1月23日は東海沖に低気圧があり、関東では朝から雨が降るあいにくの空模様でした。気象庁では5時25分に大雪に関する関東甲信越地方気象情報を発表して東京都心でも1~2センチ程度の積雪がある恐れがあるとして注意を呼びかけました。東京では21時ごろから雨が雪に変わり22時の大手町の積雪は2センチ、23時の積雪は4センチとなりました。
1月24日朝の段階で私の家の付近では5cm近くの雪が道には積もっていたと思います。しかも、前夜からの冷え込みで、雪はカッチカッチに凍っていました。
近くのバス停まで歩いたのですが、凍結している道路は歩き慣れていないので、すぐにころびそうになります。出来るだけ小股で歩いて、重心移動をスムーズにしていくのがコツと聴いたことがあるのですが、なかなかコツをつかめませんでした。
また、バス停でバスを待っていると、発進するときにクルマを空転させてしまっているクルマも多くありましたし、バスはバス停の前で停車するときにタイヤがロックしてしまい、惰性で氷の上を滑るようにして停車していました。今日はバスはチェーンは使っていませんでしたが、本当はチェーンを使わなければ危険だったのではないかと思います。
そして今日の報道をみていると、夕方の段階で関東1都6県の統計でクルマのスリップ事故が2779件にのぼったそうです。1件の事故処理だけでも2人以上の警察官が30分程度はかけて確認すると思いますので、2700件以上の事故処理をした警察は、今日は信じられないほど大変だったのではないかと思います。
関東でも東京などのほとんど雪が降らない地域のクルマはスタッドレスタイヤに履き替えているクルマはそんなに多くないはずです。今日のように雪が積もってしまった場合には基本的にはクルマを使わないか、もしも使わなければいけないとしてもチェーンを使用するなどの配慮が必要なのではないかと思います。
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