2025年6月9日(月)の朝に楽天証券へiSPEEDアプリでログインしようとしたところ、二段階認証の画面がなかなか現れず、しかも二段階認証の画面が出たあとにメールで来たコードを入れても無応答になってしまいました。
iSPEEDを使ってNGであれば、ウェブから直接ログインしようと思ったのですが、こちらも「追加認証のメールが送付できません。メール受信状態をご確認いただき改めてログインしてください」という変なエラーが出ています。

X(旧Twitter)で楽天証券をキーワードで検索してみると、いろいろな方々が「ログインできない」と呟いています。
また、楽天証券の公式サイトには下記のお知らせが掲載されました。
ただいま、ログインしづらい事象が発生しております。お客様には迷惑をおかけして申し訳ございません。
しばらく時間がたつと、公式サイトのお知らせが下記のように変更されました。
ただいま、ログインしづらい事象が発生しております。そのため、絵文字による追加認証を一時的に停止させていただきます。お客様にはご迷惑をおかけして申し訳ございません。
実際にiSPEEDを使ってログインしてみると、絵文字認証画面を通過して、直接ログインができてしまいました。楽天証券としては、ログインができないことに伴う賠償責任よりも二段階認証を停止した方が良いと判断したのでしょう。
楽天証券では不正ログインを防ぐために急ピッチでログイン認証方式の改善を矢継ぎ早に実施してきました。6月1日からはログイン追加認証方式(多要素認証)が全チャネルで必須となっています。また、iSPEEDも最新版にアップデートするように呼びかけたり、多要素認証時の絵柄を2つから、絵柄2つと数字2つの計4つを使って認証する方式にアップデートしています。
これらの改善作業を進める中で、何らかの不具合がシステムに購入してしまったのかもしれません。
【追記】
ログイン後のお知らせが下記の内容になっていました。
9:15に絵文字による追加認証を一時停止し、不審なログインを検知するリスクベース認証を実施しております。お客様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。
利用者が不安になることを避けるためにリスクベース認証の文言を追加したのだと思います。
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