楽天UN-Limitの自営回線エリアの広がりが遅い(現時点では改善)

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楽天UN-Limitのサービスが4月にスタートしてから早くも4ヶ月が経過しようとしています。また、2021年3月時点で人口カバー率で70%にするという目標を立てているはずなのですが、どうも自営回線エリアの広がり方がゆっくりしているように思えてなりません。

楽天の公式サイトでは月に何回かエリアマップが更新されているのですが、4ヶ月も経っている割にはエリアが広がっていないように感じるのです。例えば、中央線の武蔵境駅から西側のエリアを見ると下のマップのようになっています。

濃いピンクのところが自衛回線エリア、薄いピンクのところがパートナー回線エリアです。

間違えなく多くの人が住んでいる地域のはずなのに、東京23区より外側は、広がり方がとても緩やかな状況です。円の外側が広がっていくわけでもなさそうで、突如、遠くに離れ小島のような自衛回線エリアが登場することもあるのですが、なかなか点と点が重なって面となっていかないもどかしさがあります。

エリアの円が大きくなればなるほど、同軸円状に円を広げようとしたときの基地局の数が多く必要になっていくので、相当困難を極めているような印象があります。

果たして、基地局の増設が計画通りに進むのか否か、もしも進まないと契約者の増加に伴うパートナーへ支払う回線使用料が重く押しかかってくるので、基地局増設のために投資する余力がなくなっいく心配もしています。

やはり、不透明になってしまった料金体系を改革していくためには、第四のキャリアは日本にとってみれば必要だと思いますので、楽天には頑張ってほしいと思っています。

【2020/08/11追記】

2020年1月〜6月期の連結決算が発表され、最終損益が274億円の赤字となりました。(前年同期は1002億円の黒字)

携帯電話事業の営業損益は824億円の赤字です。総務省に出した計画では2026年3月までに約2万7000局を整備する予定でしたが、5年前倒しして2021年中に整える方針としました。

4月のサービス開始時と比較して爆発的にエリアが増えたようには全く感じませんが、本当に5年の前倒しは可能なのでしょうか。

【2021/01/30追記】

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楽天回線に接続できず

楽天モバイルのエリア案内図で確認すると自宅がパートナーエリアから楽天自営回線のエリアに入ったことになっているのですが、なぜか楽天自営回線には接続できません。

もしもこのまま、パートナーのauによるサービスが打ち切られると、モバイル通信ができなくなってしまいます。自宅にいるときはWi-Fiがあるのでデータ通信では困らないと思うのですが、通話の方がどうなってしまうのかがとても不安です。

【2021年4月21日追記】

楽天回線に安定して接続

現時点では楽天回線に安定して接続できるようになりました。周辺の楽天の自営回線エリアもかなりの勢いで広がっているので、不自由することがなくなってきました。楽天は日本郵政と提携したり等で資金調達も積極的に実施しているので基地局の増設には並々ならぬ努力をしているように思えます。

2021年4月7日で1年間無料キャンペーンの受付は終わりました。ここまでで390万件の契約があったようです。4月8日からは3か月無料キャンペーンが新たに始まりました。一人最初の1回線であれば、1GBまでのデータ通信で基本料金無料という料金プランもとても魅力的です。3GBまでならば税抜980円、20GBまでならば税抜1980円という基本料金もよく考えられていると思います。

今後の楽天モバイルがどのように契約者数を伸ばしていくのか、とても興味深いです。

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