楽天の新携帯電話プラン「Rakuten UN-LIMIT」が魅力的

当サイトの記事には広告が含まれます

楽天は新たに携帯電話会社への仲間入りをするために準備を進めてきましたが、3月3日に新たな携帯電話のプランを発表するに至りました。三木谷社長が予告していた通り、今までの携帯電話会社では提供していなかったような、とても魅力的なプランとなっています。

スポンサーリンク

料金プランとデータ通信

料金体系は実にシンプルで、月額2980円のプランしかありません。この価格で楽天の自社回線網の利用に限っては、データ通信を無制限で利用することができます。KDDI回線のエリアで利用した場合はデータ通信量は2GBに制限されて、2GBを超えた分については最大128Kbpsに制限されます。また、1GB分を500円で増量することもできます。

また、最大300万人までは1年間のプラン利用料金(2980円)を無料にするというキャンペーンも行われます。なお、300万人という数字については、今後、増減することがあるとしています。ネットワークの負荷状況、システムの安定性などを見極めながら人数の調整をするのかもしれません。

電話利用

国内電話については専用のアプリケーションであるRakuten Linkを利用した場合は、かけ放題です。Rakuten Linkを利用しなかった場合は、3分間で20円の料金がかかります。

国内SMSについても、Rakuten Linkアプリを使えば無料です。アプリを使わずにSMSを送信すると、全角70文字あたり3円です。

申込方法

現時点で申し込みができるのは、新規のみです。電話番号も新しくなります。MNPによる転入は現在は申し込みができません。

当初は専用サイトで申し込みを受け付けようとしていますが、アクセスが殺到してまともに接続できない状態になっていました。楽天では楽天市場のインフラを利用することができるように、楽天モバイル楽天市場店で申し込みができるように申込方法を改めて、現在は安定して申し込みができるようになっています。

楽天市場で予約することができるようになったので、楽天市場のSPUやキャンペーンポイント分までを追加でもらうことができます。ちょうど、3月4日の夜から楽天スーパーセールが開催されるので、この機会に購入するのも良いかもしれません。

その他のキャンペーン

申し込み時に必要な事務手数料の3300円分はポイントで還元されますので、実質的には無料です。

また、オンラインでの申し込みに限り、さらに楽天スーパーポイントを3000ポイント分還元するキャンペーンを実施しています。

これらのポイントは開通日の翌月末までにRakuten LinkアプリでSMS認証を実施することでもらうことができます。

利用できる機種

Rakuten Un-Limitが利用できる機種は非常に限られています。少なくともiPhoneでは利用できる機種は案内されていません。楽天モバイルのサイトで機種を確認してください。基本的に新たに対応機種を購入しなければいけない人が多いのではないかと思います。

利用停止

最低利用期間や契約解除料金といったものはありません。つまり縛りはなしということになります。

申し込みました

楽天モバイル 楽天市場店でRakuten UN-Limitに申し込みました。楽天スーパーセールが始まる午後8時以降に申し込んで、買い回りキャンペーンの1ショップ分にカウントしようとも思ったのですが、何かあるといけないので早めに申し込んでしまいました。

現在、私自身は楽天モバイルのMVNOを利用しています。夏頃にはMVNO利用者がUN-Limitに移行する方法が案内されるという情報もあったのですが、それを待ちきれませんでした。

当面は安定性を確認できるまでの期間、あくまでも予備の回線として利用します、

否定的なマスコミ報道はなぜ?

大都市でしか使い物にならない、auの接続だとたったの2GBしか使えない、iPhoneが使えないといった否定的なマスコミ報道が目立ちます。株価もNTTドコモなどの既存キャリアの価格が警戒感が後退したことから上がったという報道もありました。

ただ、1年間は無料で利用できるというのが大きい魅力です。現在使っている携帯電話回線網は解約せず、追加でRakuten UN-Limitを使えば、マスコミが否定的に報道している点は全く問題にならないと思います。例えば、格安スマホの楽天miniでも購入して、必要時はiPhoneからBluetoothで接続してテザリングする使い方も想定しています。

常時接続回線の代わり

もしも自宅が楽天自営回線のエリア内であれば、光ファイバーなどの常時接続回線を解約してRakuten UN-Limitのスマホをテザリングにすることで常時接続回線の代わりとして利用する方法もあるかもしれません。値段で言えば光ファイバーの月額よりも安いので、あとは実効的な回線速度がどうなるか、回線の信頼性がどうなるかがポイントになるでしょう。

【2020/09/12追記】

Rakuten miniの実質0円キャンペーン

楽天モバイルがRakuten mlniの実質0円キャンペーンを10月末までの期限で復活しました。以前は6月17日まで開催されていたので約3ヶ月ぶりのキャンペーンの再開ということになります。Rakuten miniの購入と楽天モバイルの申し込みで15700ポイント+6300ポイントの合計22000ポイントが還元されます。Rakuten miniの端末価格は税込18700円、事務手数料が3300円なので合わせて実質0円という形になります。

今は回線料金も0円ですので、利用者を集めやすいと思いますが、来年は一年の無料期間が終わって有料化される契約者が出てきます。このときに解約を考える人が増えるはずなので、楽天モバイルがどのようにして加入者に魅力的なプランを提示し続けるのかがとても興味深く見ていきたいと思っている点です。

コメント