
国土交通大臣が5日の閣議の後で行われた会見で、常磐自動車道の水戸インターチェンジで乗り降りするトラックのうち、14%のトラックに無料化便乗の疑いがあるという調査結果を明らかにしたという報道がありました。
国交省は7月15日、水戸ICで乗り降りする中型車以上のナンバープレートを目視で確認。ICを降りてすぐにUターンするなど1時間以内に戻ってきて、来た方向に向かったとみられる車両は、1時間当たり60~70台で中型車全体の14%を占めた。
水戸インターチェンジ自体、制度が始まってから約2倍の交通量になったということですので、高速道路にただ乗りするために水戸インターチェンジを使っているトラックもそれなりの割合になっているのではないかと思います。
調べた時間帯に通行した1557台のトラックのうち、216台が高速を降りてから約1時間以内に、また、水戸インターチェンジに入っていったそうです。
無理なUターンなどでインターチェンジの周辺道路にはそれに伴う影響も出ていると言われています。
このまま悪用が続いた場合は制度そのものを8月末に中止するという話しも出ています。それ以外に制度の設計を実施し直すか、怪しい運転をしているトラックの会社を公表もしくは摘発するという方法もあると思います。今の状況を放置することは問題なので、何らかの対策を早急にとってほしいと思います。
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