ホンダのフリードハイブリッド(2代目後期GV7)に乗り換え(グレイスは下取りへ)

今まで8年間にわたってホンダのグレイスに乗っていましたが、累積走行距離も12万キロに届き、そろそろ、大きなメンテナンスも必要になりそうでしたので、乗り換えることにしました。乗り換え先のクルマとして選んだのは同じホンダの2代目後期フリードハイブリッドです。3万キロ走った3年落ちのクルマを中古車で購入しました。

グレイスはマイナーなクルマで街を走っていてもほとんどすれ違うことはありませんでしたが、フリードは人気車で本当によく見ます。

やはり、フリードはコンパクトな外観であるにも関わらず、車内は意外と広くて、5人乗りから7人乗りまで揃っていたり、運転支援機構が充実していたり、デザインもファミリーカーに寄りすぎない良い感じにまとめられていて、人気があるのもよく分かります。

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ミッションはi-DCD

また、2代目のハイブリッド車はi-DCDというミッションを使っていて、ホンダらしいダイレクトな走りを感じることができます。今まで乗っていたグレイスも同じi-DCDでした。

このi-DCDは課題もあって、日光のいろは坂登りなどで、充電がなくなった状態で、ブレーキペダルを使わずにアクセルだけで走行していると半クラッチ状態が続き、ミッションが高温になり最悪は焼き付いてしまうというトラブルが発生する場合があります。きちんとブレーキペダルを使って停止し、停止とアクセルを使った発進を繰り返すような運転が必要です。また、グレイスでは踏切などでの発進時に動きがぎこちなく課題もありました。フリードではギア比を変更するなどの改良も行われているようなので、どんな形になっているのか試していきたいと思います。

ホンダではこのi-DCDを使ったクルマは現在は発売されておらず、2モーターのe:HEVというミッションになっています。先日、レンタカーでe:HEVのフィットに乗る機会があったのですが、i-DCDのような、ヤンチャなイメージはなく、少しおとなしい印象は受けました。しかし、郊外の一般道を400Kmほど走って、燃費は30Km/L弱が出たので素晴らしいクルマだと思いました。3代目のフリードハイブリッドもe:HEVが使われています。

納車後の感想

ギクシャク感は改善

そして、フリードが納車となり、さっそく走ってみました。踏切通過時のギクシャクした感じはグレイスほどは感じなくなりました。第2世代フリードの後期型ではギア比を調整して、ギクシャク感を減らす調整が行われているようです。

7人乗りを選択

今回は7人乗りを選んでみました。6人乗りにすると2列目はキャプテンシートで居心地がよいのですが、万が一の多人数乗車に備えて7人乗りの選択です。3列目シートは意外とシートが厚くて座り心地は良いです。とは言っても2列目シートとの間隔が狭いのと、座面から床の高さが低いので体育座りのような感じになってしまうので、長時間のドライブは厳しいと思います。3列目シートは両サイドへの跳ね上げ式です。跳ね上げたあとはゴルフのキャディーバッグが3つくらいならば載りそうです。

2列目シートもしっかりとしたものなのですが、こちらも意外と座面と床面の高さが足りないので、膝の下の部分が浮くかたちになってしまいます。背が高い人は気になるかもしれません。3列目を出していなければ、1列目との間隔は大きく広げられるので、足を前に出せば座りにくさは改善されます。逆に3列目を使うときには2列目の人も少し体育座りのようになります。

運転のしやすさ

やはり前面の窓が大きくて、全体の見切りがよくて安全運転に寄与してくれそうです。

クレイスにも衝突防止のための機能などは付いていましたが、今回のフリードでは大きく機能向上されていて、高速道路で特に前車を追従して走ってくれるACCは便利です。

パーキングブレーキは昔ながらの足で踏み込んでかけるタイプです。最近はスイッチひとつの電子制御式のパーキングブレーキが増えてきていますが、その耐久性がどんなものなのか気になるので、もう少し様子見でよいと思っています。

燃費

納車時にガソリンは7割ほど入っていました。まだ、満タンにしていないので、満タン法による燃費の計測はしていません。メーター部分に出てくる燃費計の数字から推測すると、郊外の一般道を走っている状況で、20Km/L前後で推移しているように見えます。

このまま、しばらく運転を続けて、感想を追加していきたいと思います。

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