吉祥寺の旅の本屋さん「街々書林」と中道通りの個性的なお店たち

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先日の日曜日、三鷹駅から吉祥寺駅にかけて中央線の北側を散歩しました。成蹊通りを過ぎたあたりから中道通りを歩いてみました。以前から中道通りはときどき歩くのですが、コロナ渦が過ぎてから急速に変化しているように感じます。この商店街はチェーン店があまりなく個人商店が主体です。これが個性的なお店が多いように感じる原因の一つだと思います。コロナ渦が過ぎてからは更に個性が増してきたと思います。

そんな中で、今回見つけたのが「街々書林(まちまちしょりん)」です。2023年6月7日にオープンしたそうです。お店の外観をパッと見た限りはきれいな本屋さんなのですが、よくよく見てみると、特徴的なポイントがあります。

まずは取り揃えている本が旅をテーマに集めた書籍であることです。旅とはいっても各観光地のガイド本だけが並べられているわけではありません。例えば、かつて軽井沢と草津を結んでいた軽便鉄道「草軽電鉄」の本が平積みになっていたので手に取って見ると、廃線の痕跡などが紹介されていて現地に行ってみたいと思いました。

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他にも香港に関係する書籍のコーナーもありました。特に世界各地を網羅しようという感じではなく、そこは香港の書籍が並んでいます。後から調べて知ったのですが、店主の小柳淳さんは鉄道会社、旅行業、ホテル業などを経て1997年からは旅行作家としても活躍されているとのこと。Amazonで調べてみると、香港関係の書籍を多く執筆されていました。

店主の方が「自分の好きな本から、趣味に偏りすぎないように上下左右に広げて選書する」という方針で約1400冊が並べられています。

最近では、AmazonなどのECサイトで本を買うことが多くなったほか、紙の書籍から電子書籍に主流が変わりつつあるので、街の本屋さんがどんどん減っています。1999年には全国に2万2000あまりの書店が存在しましたが、2020年にはその数は約1万1000件まで減少しました。書店の減少は人口の少ない地域の問題だけではなく、都市部でも見られる問題です。

しかし、こちらの街々書林のようにある分野を主軸にして少しテーマを広げて本を揃えるというのは魅力的だと思いました。というのも、書棚に並べられている本を見ていると、次々に目移りして今までは手に取らなかったような本を手に取り新たな発見があったりします。

どうしてもネットの本屋さんではAIがおすすめの書籍を推薦してくれる機能もありますが、人が選んだものと比較すると偶然の出会いを演出するにはまだまだ機能が弱いと思います。

お店の開店時間は12時34分と書いてありました。なんでこんなに中途半端な時間にお店が開くのか分からなかったので、これも調べてみると、11時とか12時とかを開始時間にすると、どうしても何時開始か忘れてしまうので、忘れにくいように12時34分オープンにしたそうです。面白い発想だと思いました。

お店の奥にはギャラリースペースもあります。

個性的なお店はちょっとお店の中に入りにくいという場合もありますが、こちらは店内が明るくて、お店のドアも開いていたのでとても入りやすかったです。

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町3-3-9
営業時間:12:34~18:00
定休日:月曜・火曜、年末年始など

吉祥寺の中道通り商店街は、カエルのデザインに特化した雑貨品を取り扱うお店や猫カフェなど、本当に特徴的なお店が並んでいる場所になりました。最近はイオンモールなど、画一的なチェーン店が並ぶ専門店街が主流になってきましたが、やっぱり中道通りのように個性的なお店が並んでいた方がぶらぶらとショッピングをするときの楽しさが何倍も違うような気がします。これからも、中道通り商店街の皆さんには頑張ってほしいと思いました。

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