Amazonプライムビデオが一部の国で広告を挿入へ

サイト運営費捻出のため広告を使用しています

Amazonプライム会員になると見ることができるようになるAmazonプライムビデオですが、2024年1月29日から米国で広告が含まれるようになることが発表されました。広告表示は2024年初めに米国、英国、ドイツ、カナダで最初に導入されたあと、フランス、イタリア、スペイン、メキシコ、オーストラリアに拡大されていく予定です。(日本での広告挿入については、まだ発表されていません)

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広告非表示の有料プラン

もしも広告を表示したくないという場合には、月額2.99ドルで広告をなしにすることができるオプションが提供されます。ただし、広告なしのオプションを契約しても、スポーツなどのライブイベントやAmazon Freevee を通じて提供されるコンテンツには引き続き広告が表示されるということです。月額2.99ドルというと日本円に直して450円ほどです。

プライム会員の会費自体は日本円では月額600円(年契約だと5900円)なので、毎月450円も追加の料金がかかるというのはとても価格が高いように感じます。もし日本でも広告表示が開始されるのであれば、通販はもっぱら楽天市場しか使っていないので、動画配信についてはHuluなどのサービスに移って、Amazonプライム会員は解約することも検討したいと思います。

巨大プラットフォーマーと日本

Amazonなどの巨大プラットフォーマーは通販などの市場で圧倒的なシェアをとって代替手段がなくなと値上げを始めるという最も当てはまる例の一つと思えます。日本では楽天市場という代替手段があるおかげで、Amazonはプライム会員の価格を他の国と比較して安い水準に抑えていますし、今回の広告表示も日本での提供開始はアナウンスしていません。(日本経済新聞の報道によれば、2022年9月時点でAmazonのプライム会員になるための費用は英国で約1万5600円、ドイツで約1万2500円、米国が約1万8900円とされています)

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