中央道「小仏トンネル」先頭で渋滞時の県道35号(都留〜相模湖)を使った抜け道作戦

11月2日(日)に紅葉を観ることも兼ねて、丹波山村の日帰り温泉施設「のめこい湯」や昭和町のイオンモール甲府昭和に行ってきました。青梅街道から大菩薩ラインを抜けて甲州市まで行きましたが、特に標高が高いところでは広葉樹の木々の葉が色づいていて本当に綺麗でした。

そんな山梨県は秋の行楽シーズンということもあって、11月2日(日)の夜は東京に帰るクルマがたくさんいます。特に大月インターチェンジから小仏トンネルにかけては渋滞20Km、120分以上という表示になっていました。これは出来るだけ抜け道を通って帰ったほうが賢明のようです。

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甲府から勝沼まで(国道20号)

そこで、甲府からは勝沼インターチェンジまで片側二車線で高規格に整備された国道20号(甲州街道)を走りました。午後7時過ぎに通過したのですが、さほど混雑することもなく、スムーズに勝沼まで行くことができました。

勝沼から初狩まで(国道20号)

勝沼インターで中央道にのって、大月インターチェンジまたは都留インターチェンジまで行くことも想定していたのですが、国道20号線を走るクルマの数がさほど多くなかったので、そのまま国道20号を使うことにしました。

勝沼から先は甲府盆地を抜ける形になるので、片側一車線の山道になります。カーブも多いので、慎重な運転が必要です。そして、道の駅甲斐大和を過ぎると笹子トンネルになります。特に道路が混雑することもなく、初狩小学校東交差点まで到着しました。

初狩から都留まで(県道712〜705号線)

このまま国道20号線を走るか、都留から県道35号線を利用するかの選択になります。もし、県道35号線を使うのであれば、この初狩小学校東交差点で右折です。国道20号は中央道に沿っていることもあって、大月インターチェンジ、談合坂スマートインター、上野原インターチェンジなどから下りてくるクルマがいると随所で混雑する可能性が高いです。そこで、この日は県道35号を使うために、この交差点で右折しました。県道712号線です。片側一車線の道路ですが峠越えの道なのでカーブが多いです。

普段はそこまで県道712号線は混雑していないのですが、この日はクルマが多かったです。やがて、県道705号線に突き当たるので左折します。県道705号線は比較的走りやすい道です。都留インターチェンジを通って国道139号線(旧道)に出られます。国道139号線を大月方向に走って禾生第一小前交差点で右折です。

都留から相模湖(県道35〜県道517号線県道76号線〜県道520号線)

禾生第一小前からは県道35号線を道なりに走っていきます。途中、リニアモーターカーの線路と並行したり、新雛鶴隧道で峠を抜けたりしながら上野原町の秋山を通り抜けます。神奈川県相模原市に入って少し行ったところで右折、道なりに行って県道76号線(山北藤野線)に突き当たったら左折です。都留から山梨・神奈川県境あたりまでは比較的走りやすい道ですが、神奈川県内は道が狭くなり少々走りにくくなります。

県道76号線をひたすら北上すると国道20号線の日連交差点に出るのですが、ここから相模湖まで国道20号線は混雑することが多いです。そこで!県道76号線で日連地区に入ったら県道520号線に右折するとバイパスできます。この県道520号線は道幅が狭いので対向車や歩行者に注意が必要です。前方にホテルが見えてきたら右折して立派な勝瀬橋を渡ります。突き当たりの吉野交差点で右折すると甲州街道です。

相模湖から都心まで(中央自動車道)

相模湖からも国道20号線で下道を走る作戦も考えられるのですが、どうしても相模湖駅前交差点などを先頭にして渋滞が発生してしまいます。そこで、相模湖インターチェンジからは中央道にのりました。ここから小仏トンネルまでは中央道も渋滞していますが、事故などが発生していなければ、クルマは時速20キロぐらいでは動いていると思います。

相模湖インターチェンジからのったときには中央道は片側二車線なのですが、数キロ走ると3車線になります。ここで私はいつも一番右側に増える追い越し車線を走るようにしています。(小仏トンネル手前で二車線に絞られて走行車線は合流を先頭に混雑するため)

この日は小仏トンネルを抜けるころには渋滞が解消していて、その先も渋滞がなくスムーズに帰ることができました。

【2011年12月10日の投稿】

中央道

 10月29日の夕方、中央道を伊那から調布に向けて走っていました。しかし、電光掲示板を見ていると、大月から小仏トンネルまで25キロの渋滞、通過に120分かかるという表示が出ています。

 また、交通情報のラジオを聞いていると、上野原インターチェンジの近くで、クルマ二台が関係する事故が発生したという情報が流れてきました。さらに、時間がかかってしまうかもしれません。

 中央道が混雑していて、富士五湖方面にいる場合には、道志みちを使って、津久井湖の方へ抜けることが多いのですが、すでに大月ジャンクションの近くまで来ていたので、道志みちを使ったルートはかなり遠回りになってしまいます。

県道35号線

 かと言って、甲州街道も混雑している可能性がとても大きいので、大月インターチェンジで一般道へおりて、国道139号線(富士みち)で富士急行の禾生(かせい)駅付近まで行き、そこから県道35号線を通って、リニア実験線の横や秋山村を通過し、相模湖インターチェンジへと通じるルートを走ってみました。(富士みちに面した門にある「おにぎり屋さん」の看板のところで左折で県道35号線に出ます)

追記

大月インターチェンジを降りた後、甲州街道のバイパス(大月バイパス)に直結されたので、国道139号線に簡単に出られるようになりました。

 事前にこちらのサイトで勉強してありました。

ムササビに会える? 中央道抜け道ドライブ [ドライブ] All About

 あんなにたくさんのクルマがあったのが嘘のように県道35号は空いていました。もう、あたりが暗くなってしまっていたので、走行には十分に注意をしました。途中、事故多発と書かれた鋭角のカーブがある場所がいくつかあるのですが、そこは徐行した方がいいです。

 ほぼ、完全に二車線で、すれ違いに困難なところはありませんでした。途中、山の中になったり峠越えでトンネルを走る場所もありますが、そのほかはどちらかというと、人里を走る感じになります。

 信号機も非常に少ないので、快適にドライブすることができます。後ろから、かなりスピードを上げたクルマがくる時があったので、見通しが良くて道が広くなっているところで左に寄せて停めて、後ろのクルマを先に行かせました。

 神奈川県に入って少し行ったところで、県道517号(厚木、相模原)方面に向かいます。ここからは二車線ですが道が狭いので走行注意です。神奈川カントリーの付近を峠として登り坂もあります。

相模湖インターから中央道

 いつもは藤野のあたり(藤野やまなみ温泉の北側)から県道76号線を使って甲州街道方面へと向かいます。そして、センターラインがない狭い川の南側を通る道(県道520号線)を使って相模湖インターに行きます。広い道がいい場合は県道76号線を直進すれば甲州街道に着きます。

 相模湖インターチェンジから中央道に乗ってみると、やはり渋滞が続いていますが、ここまで来てしまえば、渋滞ポイントの小仏トンネルまではあと少しです。相模湖インターチェンジからのった直後は片側二車線なのですが、やがて左側に登坂車線が現れます。

追記

車線が変更されて、登坂車線が現れるのではなく、追越車線側の右側にさらに車線が追加される形になりました。一番左側の走行車線は小仏トンネル手前で真ん中の車線に合流する形になります。

 私は普段の渋滞時は一番左側の走行車線を走るようにしているのですが、中央道のこの区間が渋滞している時は右の追い越し車線側を走るようにしています。登坂車線は小仏トンネルの手前で終わってしまうため、走行車線側はどうしても合流で混雑してしまいます。もしかすると、こちらの登坂車線はない方が混雑が緩和するのではないかとさえ思ってしまいます。

追記

新小仏トンネルが建設されていて、トンネル部分を含めて八王子ジャンクションまで3車線にになる予定です。渋滞緩和に大きな効果がありそうなので期待しています。こちらで紹介しています。

県道35号を使えば都留市から相模原市(旧藤野町)まで渋滞知らずに移動することができるので利便性が高いと思います。

相模湖インターから八王子まで中央道が混雑している場合

 相模湖インターから八王子に向かって混雑している場合は、藤野やまなみ温泉の方へと向かい、途中、細い道もありますが、相模湖プレジャーフォレストの前に行く道を通っています。相模湖の南側を通る道になります。

【2025年5月6日追記】

甲州街道を使った渋滞回避の実態

 2025年5月4日のゴールデンウイーク期間中に、山梨県身延町の下部温泉から東京まで移動する機会がありました。甲州街道を利用して中央道の渋滞を回避するとどうなるかを実験してみました。こちらで紹介しています。

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