年会費優遇型セゾンゴールドアメックスの特典改悪が止まらない

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セゾンゴールドアメリカンエキスプレスカードは通常は契約初年度は年会費無料、二年目以降は年会費11,000円となっていますが、同じ券面にもかかわらず、年会費優遇型という種別も存在します。

通常のカードとの違いは、二年目以降も年一回のカードの利用があれば年会費が無料になり、実質的には無料で利用できるゴールドカードでした。当初は一部の企業従業員などに限って発行されていましたか、キャンペーンなどで一般の人にも募集することがあり、徐々に年会費優遇型の存在が知られるところになりました。

さすがに年会費優遇型が知れ渡るようになると、年会費を払っている人はたまりません。そんなことがあってか、年会費優遇型のセゾンゴールドアメックスの特典改悪が止まりません。つい最近には、JALのマイルがお得に貯まるセゾンマイルクラブに年会費優遇型の会員は入ることができなくなりました。私はJALのマイルが欲しくてセゾンゴールドアメックスを使っていたので、JALカードにメインカードを切り替えました。サブでセゾンゴールドアメックスは今も持っています。

しかし、追い打ちをかけるように次の改悪が発表されました。2024年4月1日から国内空港ラウンジが年間2回の利用に制限されます。カウント期間は2024年4月1日から2025年3月31日まで。1日に同じラウンジを2回利用しても制限に達します。通常、目的地に向かうときに出発空港で一回、出発地に戻るときに一回はラウンジを使ってきたので、一回の旅行で制限に達することになります。

もはや、ここまで改悪してしまったら、ゴールドカードとしての存在意義がありません。セゾンは一つの同じデザインのカードで年会費をとる会員と年会費を優遇する会員の2種類をそのまま残そうとするのでしょうか。不正競争防止法から見たとき同じものを二重に価格を付けて販売して良いものなのでしょうか。

年会費優遇型の会員からも年会費を徴収するように改めれば良いだけの話だと思います。一気に改悪すると楽天プレミアムカードのように契約解除する人が続出するので、段階的に間髪を入れずに特典を段階的に改悪することで年会費優遇型の会員の首を真綿で締めてプレミアムカードへの移行を促しているようにも思えます。

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