江戸東京たてもの園の夜間特別開園 紅葉とたてもののライトアップを見学

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2023年11月25日から26日にかけて実施された、東京都小金井市の小金井公園に併設されている江戸東京たてもの園のイベントを見学してきました。

そのイベントは、夜間特別開園 紅葉とたてもののライトアップです。イベントは周囲が暗くなる午後4時半から午後8時にかけて実施されました。ちょうど始まる時間を狙って小金井公園の第一駐車場へと行きました。暗くなってきた時間帯だったので、駐車場から出る車も多くて出口渋滞が起こっていました。逆に入る車は少なく、すぐに入ることができました。(駐車場は最初の一時間が300円、以降20分毎に100円です)

第一駐車場からは歩いて5分ほどで江戸東京たてもの園に着きます。チケットを持っている人の入口とこれからチケットを購入する人の入口に分かれていました。驚いたのは、事前にチケットを購入している人の数の多さです。アソビューでオンライン事前発売していたようなのですが、これほどまでにオンライン販売が普及していることに驚きました。

ただ、なぜか事前にチケットを購入した人の列のほうが長いようにも見えました。チケットの確認に手間取っていたのかもしれません。一組に一つの懐中電灯と、建物に入るときに土足を入れるためのビニール袋を渡されます。

園内に入って驚いたのは、幻想的な光景の中に本当にたくさんの人がいたことです。子どもを連れた家族連れも多かったです。

建物や紅葉がライトアップされているほか、遊歩道にはたくさんのランタンが設置されていて、安全にも十分な配慮が行われていました。

こちらは田園調布の家と常盤台写真場、そしてボンネットバスです。

常盤台写真場は各窓に色鮮やかなセロファンで灯りが工夫されていて、とても良く綺麗になっていました。

ボンネットバスはいすゞ自動車が開発したTS11 型の改良車です。

三井八郎右衛門邸の庭は一方通行で通り抜けができるようになっていました。こちらの紅葉もライトアップされて、とても綺麗です。

赤い壁のデ・ラランデ邸は暖炉で暖まろうというイベントが開催されています。復元建物内の暖炉に火が入れられています。

続いて、西ゾーンの一番端にある吉野家に行って、やはり火が入れられている暖炉を見たあと、今度は東ゾーンへと向かいました。

上の二枚目の写真は旧自証院霊屋(きゅうじしょういんおたまや)です。1652年に市谷富久町の自証寺の中に建てられました。

五枚目の写真は都電の車両、六枚目の写真は万世橋交番です。万世橋交番は1912年にできて、1950年代まで使われていました。万世橋の高架下、ラジオガーデンの横に廃屋の状態で残っていた時期のことを知っているので、小金井で再開できるとは思ってもみませんでした。

青梅市にあった万徳旅館では昔のあかり展示も行われていました。

上の写真は仕立て屋の中にあったガス灯です。ガス灯が点灯しているところを初めて見たのですが、こんなに明るいとは思ってもみませんでした。

こちらは鍵屋という居酒屋さんの写真です。とても居心地が良さそうなお店です。

鍵屋は安政3年に酒問屋として創業、店の一角でお酒を飲ませるようになったことをきっかけに居酒屋になりました。創業の根岸の地では昭和49年まで営業していました。

一通り、各建物を見て回ったあと、江戸東京たてもの園開園30周年記念の特別展示、「江戸東京博物館コレクション江戸東京のまちづくり」を見学して、午後6時頃に江戸東京たてもの園をあとにしました。

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