人工甘味料のアスパルテームに発がん性をWHOが指摘

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世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究機関(IARC)が7月14日に人工甘味料のアスパルテームに発がん性、特に肝臓がんにつながる可能性があるとの見解を示しました。

特に健康に良いイメージがある無加糖をうたった清涼飲料水や食品に多く使われています。

IARCの分類で発がん性が危惧される分類は全部で4ランクありますが、下から2番目に該当するとされています。ガソリンエンジンの排ガスや鉛などと同じレベルです。

アスパルテームの危険性は以前からも指摘されていました。例えば、こちらの「くにちか内科クリニック」の説明が分かりやすいです。

本当に危ない人工甘味料(その1)|くにちか内科クリニック
サッカリン、アスパルテーム、ネオテーム、スクラロース、アセスルファムKなどの人工甘味料は「カロリーゼロだからダイエットに良い」とメーカーは謳っています。果たしてそうでしょうか? 一般消費者は…

一方で味の素は今になってもアスパルテームは安全だという宣伝をしています。

https://okyakusama.ajinomoto.co.jp/qa/kanmiryo/palsweet/026808.html

アスパルテームは、1983年8月に厚生労働省(当時、厚生省)が食品添加物*として安全性を評価し、日本で使用が認可されています。また、アメリカ、カナダ、イギリスをはじめ、世界125カ国以上でその安全性と有用性が認められ、現在、世界で6,000種類以上の製品に使用されています。

この説明を読むと厚労省が認可しているし世界各国でも使われているから大丈夫という論理です。(「赤信号、みんなで渡れば怖く無い」というようにも読めます)

もし、何らかの健康被害があった場合、味の素で責任を取ることはできないので、自社の見解ではなく、人が大丈夫といっているから大丈夫という表現を使っているような気がしてなりません。

今回のWHOの見解を受けて、厚労省や味の素、その他のアスパルテームを使った飲料や食品を製造、販売しているメーカーが、製造、販売ともに終了することを願ってやみません。

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