「身に覚えのない傷」で修理代請求!? カーシェアの落とし穴と身を守る防衛術

カーシェアで車を借りたとき、元々、自分が借りる前から付いていた傷であるにも関わらず、証拠がないということで料金請求された事例が紹介されていました。(国民生活センター)

事実だとすると、本当に怖いことです。本来は金銭を要求する側が、その人が傷を付けたことを証明する必要があると思うのですが、なぜ利用者側が「自分が傷をつけたのではない」ということを証明しなければいけなかったのでしょう?

【2026/05/02追記】

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ニコニコレンタカーの事案

その後、ニコニコレンタカーで同様の事案が発生してSNSで大きく問題視されたため、ニコニコレンタカーでは下記のニュースリリースを発表しています。

この度は、弊社サービス「ニコニコレンタカー」において、SNS上で拡散されております飛び石による損傷の修理費用請求に関し、ご不快な思いならびにご心配をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

本件につきまして事実関係を調査した結果、以下の状況が確認されました。これを踏まえ、フランチャイズ本部として当該請求を取り止め、お客様への返金対応を実施しております。

<当該案件の事実確認結果>

車両返却時、フロントガラスに出発前には確認されていなかった目視可能な傷(1~2mm程度のもの2か所)が認められました。当該傷は小さいものではありましたが、ガラス内部に進行する可能性があると判断し、修理費用の請求を行ったものです。

当該状況についてはその場で契約者様ご本人と確認を行い、免責補償に未加入であったことから、一般的な修理相場(1か所あたり15,000円~30,000円程度)を踏まえた2か所分の修理相当額、および修理期間中の休業補償料(20,000円)を、預り金として請求しております。なお、修理完了後に差額が生じた場合には返金することを前提として、手続きを進めておりました。

通常、ボディへの飛び石による1mm程度の軽微な損傷につきましては、請求対象としておりません。一方で、本件はフロントガラス破損の可能性がある傷であったため請求したものでございますが、損傷の程度や状況を踏まえますと、お客様にご負担をお願いすることが適切であったかについては慎重な判断を要する事案であったと認識しております。
そのため、本部として総合的に勘案した結果、当該請求を取り止める判断に至った次第です。

当社では本件を踏まえ、今後に於いて更なるガバナンス体制の強化に取り組むと共に、お客様のトラブルやお困りごとには適切かつ迅速に対応してまいります。
引き続き、安心してご利用いただけるサービスの提供に努めてまいります。

タイムズカーシェアでは?

タイムズカーシェアの公式サイトを確認してみました。すると、下記の記載があります。

予約開始時間の約5〜10分前より会員カードにて解錠が可能となります。この時間帯はサービスタイムとなり料金は発生しませんので車両の点検のお時間としてご活用ください。万が一、車両の傷を発見された場合は、「予約登録完了」メール記載のURLよりカンタンに報告が可能ですので、ご連絡をお願いします。走行に支障がある傷の場合は、タイムズカー会員専用フリーダイヤルまでご連絡をお願いします。

利用者側で利用する前に傷の報告をすることが義務付けられていました。
カーシェアで出発前に車をぐるっと一周して、傷の有無や異常をチェックしてから乗車するという人は少ないと思います。

しかし、今回の事例のように、他人が付けた傷の修理代金を払わなければならなくなるリスクは付きまといます。

必ず、乗車前の点検を励行することが大切です。

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