経済産業省が電力の「需給ひっ迫警報」を初めて発令

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NHKでニュースセンター9時を見ていると、ニュースの中で電力の「需給ひっ迫警報」が経産省で発令されたという報道をしていました。このニュース原稿が読み上げられている途中にもニュース速報が流れて画面の上には「需給ひっ迫警報」発令の報道が流れました。経済産業省で需給ひっ迫警報を発令するのは今回が初めてです。

東京電力は3月16日に発生した福島県沖を震源とする地震の影響で火力発電所の一部で運転が停止されています。

東北地方震源の大きな地震が発生
2022/03/16の午後11時34分ごろ、23時36分ごろに福島県・宮城県で最大震度6強の地震が発生しました。震源地は宮城県沖、震源の深さは60Km、マグニチュードは7.3です。 東京の状況 東京でニュースを見ていてのですが、「東北地方で...

これに加えて、3月22日は関東地方で気温が下がることが予想され、電力の消費量が増えることが見込まれるため、電力の供給と需要のバランスが崩れる可能性があります。東京では最高気温が9度、最低気温が3度と予想されています。

政府が最も警戒している時間帯は午前6時から午前7時の出勤、通学前の時間帯、および午後4時から午後5時の夕方の時間帯です。これらの時間帯には、

  • 使っていない場所の照明を消す
  • 暖房の温度設定を20度程度の低めにする
  • 家族がそれぞれの部屋で電気を使うのでなく一つの部屋に集まる
  • 暖房をしている部屋はドアの開け閉めを少なくして暖気が逃げないようにする
  • テレビの画面設定を「エコ」な設定に見直す

などの対策を紹介していました。

3月16日にはブラックアウト発生を防ぐために、関東のかなりの地域で停電が発生しました。

地震発生時の関東の大規模停電はブラックアウト防止のための意図的な停電
3月16日に発生した東北地方を震源とするマグニチュード7.2の地震ですが、震源地から大きく離れている首都圏で約210万戸に影響する大きな停電が発生しました。 停電が報道された時点では、どこかの変電所で設備の故障があったのか?、でも震源地から...

東京電力では下記の対策をとることをニュースリリースの中で説明しています。

・火力発電所の増出力
・電源I´契約者への任意のご協力のお願い
・自家用発電事業者の皆さまへの焚き増し運転のお願い
・電源III焚き増し運転
・他の一般送配電事業者からの融通電力の受電調整 等

【2022/03/22追記】

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トヨトミの石油ストーブ「RL-F250」を購入
今回、トヨトミのRL-F250というランタン型の石油ストーブを買いました。 本当はトヨトミの「RB-25F」という、とても可愛らしい白色の石油ストーブを買おうと思っていたのですが、購入手続きが終わったあとで、お店の方から残念ながらメーカー欠...

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