中央快速線の車両で3月14日から車内トイレの利用が可能に

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中央線の快速電車で利用されているE233系に車内のトイレが設置されます。すでにJR東日本八王子支社からは3月14日から一部の電車で利用を開始するというアナウンスがありました。

従来は通勤電車には車両のトイレはつけてきませんでした。通勤電車は数分に一回の割合で電車が運行されているので、トイレを利用したくなった際には駅で一旦下車して、駅のトイレを使っても、目的地に着く時間には大きな差異は生じません。

しかし、現在となっては上記が随分変わってきました。中央線の快速電車は大月駅や富士急行線への乗り入れも実施されるようになったためです。高尾駅から大槻方面についてはさほどの列車は運転されていませんので、もしも電車を駅で降りた際には、かなりの時間、次の電車を待つ形になってしまいます。

トイレが取り付けられるのは、4号車の5号車よりの一か所に設置されます。すでに一部車両への設置は終わっていましたが、車両基地などの改修工事が完了したことで、実際に運用が開始できるようになりました。

朝の通勤電車ではトイレまでたどり着けないのではないか?といった指摘もありますが、それほど電車が混雑する区間は電車の運行本数も多いので駅で降りてトイレを借りたほうが良いでしょう。高尾駅と大月駅の間の区間などではトイレがついているととても有り難いなのではないかと思います。

全列車への設置工事が完了するのは2023年度の予定です。

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