スマート家電をコントロールする規格の統一化が必要では?

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週刊誌DiMEの古い11月号を読む機会があったのですが、そこには様々なスマホ連動型IoT家電の紹介記事がありました。具体的には下記のような家電が紹介されています。

・電球をスマホでコントロールできるHue
・アイロボットのルンバ
・空気の汚れをスマホでチェックできるシャープの加湿空気清浄機
・紫外線LEDの蚊取り機
・遠隔地から自宅の様子をチェックできるカメラ
・目覚ましカーテン
・1677万色が楽しめる間接照明
・スマートアロマディフューザー
・スマートドアロック

これらの一つ一つの紹介を読んでみると、ほとんどのIoT家電は専用のアプリが必要になっています。今後、IoT機器が身近に増えるのに伴って、スマホにアプリが増えていったら、アプリを選ぶだけでもひと手間増えそうな感じがします。そういえば、私のスマホにもすでにAmazon EchoのアプリとLINEのCLOVAのアプリの二種類が入ってしまっています。

以前であれば、装置ごとにリモコンが付いていて、気が付いてみると、周りがリモコンで溢れていたという状況に似ているかもしれません。

リモコンでも多機能なリモコンが増えて、例えばテレビのリモコンでBDレコーダーが操作できたりして、リモコンの数が多少は減りました。

これと同様にスマート家電についても、それぞれが専用のアプリを開発、公開するのではなく、一つのアプリでいろいろな家電を操作できるようにしていかないといけないと思います。どこかサードベンダーが標準アプリを開発して、その標準アプリが標準APIIを提供して各メーカーはその標準を利用するといた形にできると良いと思うのですが、今後、どのように標準化されていくのか気になるところです。

同様のことは、XX Payにも言えることかもしれません。いろいろなバーコード決済を利用しているうちに、バーコード決済アプリの数もずいぶん増えてしまいました。こちらもアプリとしては一つにしてお店で使える決済方式を画面で選べるようにしてくれれば、ずいぶん便利になると思います。

最近、ガソリンスタンドを利用したときに色々な方式の非接触決済に対応していました。そこは先に読み取り部にスマホをかざすと、そのスマホに導入されている決済とお店で扱っている決済の方式のマッチングをとってくれて、決済に使うことができる方式だけを画面に出して、そこから利用者が選択する方式になっていました。これが最適なユーザーインタフェースだと思います。(実は非接触決済にもそれぞれの方式に応じたアプリがありますが、機種変更などをしない限りはアプリを立ち上げなくて良いのがメリット)

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