「提供元不明のアプリのインストール」がAndroid8以上の「設定」に無い

勤めている会社が提供しているモバイル環境で仕事をするためのアプリケーションをインストールするため、マニュアルにしたがって設定画面を開き、「セキュリティとロック」を開いてみました。Xperiaをここ二年ほど利用してきているので、扱いには慣れていたつもりだったのですが、なぜか画面に「提供元不明のアプリ」の項目が存在しません。

Google play以外のところからアプリをインストールする際には、ここを許可状態にしておかないと、インストールができないはずなので、ほかの設定項目を探してみたのですが、それらしいものが見当たりませんでした。

困ってネットで検索して調べてみると、アプリごとに許可をする仕組みに変更されたのだそうです。たしかに、一括して許可する仕組みだと、許可したままにしてしまうことで、端末が非常に危険な状態になってしまうので、アプリごとに制御できた方が合理的です。

操作方法ですが、「設定」→「アプリ」→許可したいアプリの「不明なアプリのインストール」という順番で操作します。

わかって仕舞えば、どうという話ではありませんでしたが、急にメニューの体系が変わると戸惑う場合が多くなるので、メニューの中にはそのまま残しておいて、アプリごとの設定画面に誘導してくれるようなヘルプが有ると本当は助かります。

なお、提供元不明のアプリケーションをインストールすると、マルウェアなどのセキュリティ的に害があるものをインストールしてしまう危険があります。そのため、Androidとしても安易に提供元不明のアプリがインストールされないようにガードを強化していると思います。もしも、提供元不明のアプリをインストールする場合は本当にそのアプリが安全なものなのかを十分にチェックする必要があります。また、提供元不明のアプリをインストールできるように設定を見直したとしても、インストールが終わった後は、またインストールできないように設定を戻しておくことが安全です。

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