映画館で「サウンドオブミュージック」を鑑賞

4.5
当サイトの記事には広告が含まれます

sound of music

三連休に映画でも見ようと、府中の「くるる」にあるTOHOシネマズの上映スケジュールを確認してみると、朝10時からサウンドオブミュージックがラインナップされていました。午前10時の映画祭と称して、邦画・洋画の名作を選りすぐって、全国のTOHOシネマズなどを中心にして1日1回だけ上映をしているようです。時期により上映される作品は違っており、この週は「サウンドオブミュージック」が上映されているということでした。なかなかサウンドオブミュージックを劇場で見ることができる機会はありません。

この映画は20世紀フォックス社が提供した1965年公開の古い映画です。もともとは、ミュージカルとして公演されていた作品です。当時の20世紀フォックス社は、長い期間と巨費を投じて製作されたクレオパトラが失敗したため、潰れるのではないかとも噂されていたようですが、このサウンドオブミュージックの大成功により会社を継続することができたという話しがWikipediaで紹介されていました。以前、DVDで見たことがありましたが、最近は見ていませんでしたので、今回、映画館で見ることにしました。

一足先に1964年に公開されたオードリヘップバーン主演のマイフェアレディもやはりミュージカルとして公演されていた作品ですが、こちらは映画の中でも、あたかも舞台の上のような演出がなされていました。同じ1964年にはミュージカル映画のメリーポピンズが公開されています。こちらはサウンドオブミュージックと同じく主演はジュリーアンドリュースです。メリーポピンズもスタジオでの撮影がメインになっていますので、やはりロケを大々的に実施したサウンドオブミュージックは異色だと思います。

しかし、ジュリーアンドリュース主演の本作品「サウンドオブミュージック」ではオーストリアのザルツブルクでロケが行われました。

上映時間は3時間弱、174分にも及びます。従って、映画は第一部と第二部に分かれており、その間には8分間の休憩があります。最近ではこれほど長時間の映画は珍しいのではないでしょうか。

映像はとても1965年の映画とは思えないほど、くっきりとしています。デジタルでリマスタリングされた成果なのでしょう。フィルムの頃に付いてしまったであろう傷なども一切無く、ノイズレスです。音楽もステレオになっていました。

時代は1938年、オーストリアのザルツブルク、第二次世界大戦が始まる前です。修道院で見習いをしているマリア(ジュリーアンドリュース)は時間などを守らず、修道院でも扱いに困っていました。そんなとき修道院の院長は退役軍人のトラップ大佐の家で家庭教師の仕事をすることを命じます。トラップ家には7人の子どもたちがいて、今まで家庭教師が次々に替わってきていました。そんなトラップ博士の家で、マリアが一家をどう変えていくかがストーリーになります。

映画の中で出てくる主な楽曲は下記の通りです。

・ザ・サウンド・オブ・ミュージック (The Sound of Music)

・マリア (Maria)

・もうすぐ17歳 (Sixteen Going on Seventeen)[7]

・私のお気に入り (My Favorite Things)[8]

・ドレミのうた (Do-Re-Mi)

・ひとりぼっちの山羊飼い (Lonely Goatherd)[9]

・さようなら、ごきげんよう (So Long, Farewell)

・すべての山に登れ (Climb Ev’ry Mountain)[10]

・エーデルワイス (Edelweiss)

3時間はどれほど長いかと思いつつ映画を見始めたのですが、映画に引き込まれるように見入ってしまい、途中休憩をへて、すぐに終わりになってしまいました。名作とうたわれる映画だけあって、いろいろなところに見所を挿入しており構成も素晴らしいと思います。

コメント