テレビ電波が東京スカイツリーから発信

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東京スカイツリーができてから、1年以上が経過しましたが、放送電波については、依然として東京タワーから発信されていました。東京スカイツリーの電波に切り替えたときに、想像以上にテレビの受信が困難にな世帯が増えたため、その対策に時間を要したためです。

その問題対策もほぼ見通しが付いたため、5月31日午前9時からは、東京スカイツリーの電波に切り替わることになりました。

東京タワーは昭和34年から、およそ50年以上にわたって電波を発信し続けてきました。しかし、高層ビルなどが増え続けたこともあり、東京タワーの高さでは限界があり、東京スカイツリーの建設が計画されます。

そして、1年前に東京スカイツリーはオープンしました。また、昨年12月から5月28日にかけては、決まった時間に電波を一時的に東京スカイツリーに切り替えて、試験放送を実施していました。この試験放送を通じて、コールセンターには40万件弱の相談があり、そのうち11万強の世帯で対策が必要だったそうです。この各世帯に対して今まで対策を実施してきました。

一時は5月31日の切り替えにも間に合わないのではないかという報道もありましたが、なんとか対策に目処を付けたようです。

今回切り替わるのは、

NHK
日本テレビ
テレビ朝日
TBSテレビ
テレビ東京
フジテレビジョン

の在京6局になります。放送大学は従来通り、東京タワーから送信されます。

今回の切り替えが行われたあとも、東京タワーは予備の電波送信塔としての使命を持つとのことです。もしも、東京スカイツリーが被災、トラブルなどに巻き込まれたときには、東京タワーが使われることになります。

今回の正式な切り替えが行われたあとも、もしも切り替えに伴う電波障害と認めてもらうことができれば、無料のアンテナ工事をしてもらうことができます。

受信できなくなってしまう原因としては、アンテナで受信する電波レベルの低下、逆に上昇の二種類のパターンがあるそうです。

後者は今まで、東京タワーからの受信強度が微弱でブースターを使って増強している場合に起こりやすくなります。

コールセンターの番号は、0570-01-5150です。

なお、戸建住宅で室内アンテナを使って視聴している場合は無料工事の対象外となるそうです。

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