7月の日曜日にあきる野市にある瀬音の湯というところに行ってきました。五日市から檜原街道を走っていくと、秋川渓谷の十里木の少し先を看板に従って曲がって行ったところにあります。
甲州街道→新奥多摩街道→五日市街道というルートで走っていって、日曜日の午前12時過ぎに現地に着きました。駐車場はかなり埋まっていましたが、所々に空きがあります。一番端っこに空きがあるのを見付けてそこにラフェスタを停めて建物の方へと向かいました。
(帰りがけの午後2時頃に駐車場を見たときには完全に満車になっていて、入口には5台くらいのクルマが待っていました。午後から夕方にかけては、かなり混み合うようです)
コテージ
途中、右手を見ると、コテージが並んで建っていました。ここは、宿泊することも出来るようです。調べてみると、時期によって値段が違うのですがメゾネットタイプは最も値段が高い繁忙期で、大人は一泊10500円となっていました。朝食付きの値段です。ほかにデラックスタイプというところもあって、こちらは繁忙期は11500円となっていました。メゾネットタイプは二階建て、デラックスタイプは平屋建てのバリアフリー対応になっているのだそうです。コテージの予約は二ヶ月前から042-595-2614で受け付けられています。
特産品・農産物直売所
まずは、あきる野の農産物やお土産を売っているところがありましたので、そちらを見てみます。野菜のほかにお酒やお風呂に入れる入浴剤、塩、醤油、味噌などの地元産調味料、お蕎麦、うどんなどが売られています。
お昼ご飯をまだ食べていなかったので、こちらで、おやき、おこわ、蕎麦、お握り、まんじゅう、キュウリと味噌などを買い込み、お風呂のある建物へと向かいました。お風呂の脱衣所に入るところに受付がありますので、休憩処や食事処はお風呂の料金を支払わなくても利用できるようになっています。まずは、さきほどの土産屋さんで買ってきたお昼ご飯を食べることにします。
ご飯を食べたら、お風呂へと向かいます。100円返却式のロッカーに靴を預けて、自動券売機で入浴券を購入します。3時間で大人は800円、子どもは400円です。入浴券と靴のロッカーの鍵を受付で渡すと、かわりに脱衣所のロッカーの鍵をくれます。これを持って脱衣所にいくことになります。
お風呂の方は内湯には大きな浴槽が一つ、そして露天風呂のエリアには、温泉の浴槽が一つ、水風呂が一つ、ドライサウナが一つという形になっています。まず内湯の温泉に入ってみます。公式サイトの特徴では
お湯は微黄白濁で、鉄味・微硫黄味を有しています。やわらかく気持ちよいこととあわせ、石鹸の効きが良いのも特徴です。刺激が少なく、リハビリ等に利用されることから、中風の湯・神経痛の湯ともいわれています。
と書かれている通り、確かに少し白濁しているような気がします。また、浴室内には硫黄の香りが漂っていました。まさしく温泉の雰囲気です。浴槽の中に入ってみると、肌がスベスベとしてきました。かなりアルカリ度が高いようです。公式サイトで調べてみるとPhが10.1もあることが判りました。
露天風呂
そして、露天風呂のエリアですが、こちらのお風呂の方は内湯よりも効き目が少ないような気がしました。同じ源泉からお湯を引いているはずなのでそんなことは無いはずなのですが、何か循環の関係が違うのでしょうか。この露天風呂からは秋川の流れが木々の間から少し見えるほか、山並みを見ることが出来て、とてもリラックスできます。ドライサウナの方は内部がL字型になっていて、そんなに広くはないのですが、それなりに人はたくさん入ることが出来るように工夫されていました。汗をたくさんかくことが出来てとても気持ちが良かったです。サウナから出たところには、冷水の掛け湯、そして水風呂がありますので、火照った身体をしっかりと冷やすことが出来ます。
お風呂の種類などは多くはありませんが、泉質はかなり良いと思いますので、お薦めの温泉だと思います。
【2010/12/24追記】
朝日新聞で紹介
朝日新聞のニュースサイトに瀬音の湯が紹介されていました。こちらのお風呂の源泉は27度と温度が低めのため、お湯の温度を上げるために近隣でとれる木材のうち廃材を集めてきて燃やしているそうです。このボイラー室は見学自由ということですので、今度行ってみたときには見てみたいと思います。
【2021年2月22日追記】
うる肌部門で1位
オンライン投票で順位を決める温泉総選挙2020で瀬音の湯がうる肌部門で2年連続1位になりました。オープンしてからかなり時間が経ちましたが今でも人気の日帰り温泉です。
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