「おにぎり」と「おむすび」の違い(関東では”おむすび”?)

おにぎり

 夕食を食べているときに、子どもから「おにぎり」と「おむすび」は何処が違うのか?という質問を受けました。

確かに今まで、「おにぎり」と「おむすび」の違いを深く考えたことがありません。印象から言うと、「おにぎり」はセブンイレブンで売っているような三角形の形の良いもの、そして「おむすび」はお母さんの手作り感覚満載の丸っこいものという感じがします。

 これが正解なのか否かよく判らないので、ネットで調べてみることにしました。

 最初にヒットしたのは、Wikipediaの「おにぎり」の項です。ここにはきちんと、「おにぎり」と「おむすび」の違いについて書かれていました。

  • おにぎりは形を問わず飯を握ったもの
  • おむすびは三角でなければならない
  • おにぎりは三角形
  • おむすびは俵型
  • おにぎりには「鬼を切る」から転じて魔除けの効果がある
  • おむすびは「むすぶ」という言葉から「霊を包み込む」
  • という諸説が解説されていました。これを読む限りは、定説はまだ定まっていないようです。
  • 関西では「おにぎり」
  • 関東では「おむすび」
  • と呼ぶという地域説もあるようです。(おにぎりとおむすびの違いは? – Orbium -そらのたま-)

 また、このサイトではコンビニエンスストアによって、「おにぎり」派と「おむすび」派があるという興味深い事実も紹介してくれていました。

 意外と身近に使っている言葉の中にも、よく意識しないまま使われている言葉があるというのが、とてもおもしろいと思います。

コメント