DNRH-001のOSをWindows XPにした 『Simplify Media』

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windowsxp

 自宅サーバーとして使用しているDNRH-001ですが、サーバーのOSをWindows XPにすることにしました。今までは、Fedoracoreをインストールして使用していたのですが、iPhoneのアプリケーション、『Simplify Media』を使ってみたくてOSを変えることにしました。

 このDNRH-001にはデフォルトの状態では40GBのハードディスクが入っています。しかし、このハードディスクは熱を持つ上に、回転音が聞こえてくることもあり、16GBのコンパクトフラッシュをSSDとして使用していました。今まで、FedoraCoreを使用する上では、特に問題なく使用することが出来ていました。

 このコンパクトフラッシュの中のパーティションを削除して、Windows XPをインストールすることにします。しかし、インストールに時間がかかること、かかること、到底、待っていられるようなスピードではありません。Linuxと比較すると、Windowsはやはり重いOSなんだということを改めて、思い知らされました。

 ちょっとこれでは実用に耐えないので、Windowsをコンパクトフラッシュに入れて運用するのはあきらめました。余ったコンパクトフラッシュについては別の用途を考えてみたいと思います。


 そんなことで、もともと付属していたハードディスクをDNRH-001の本体内に収容し、そのまま起動してみました。もともと付属のハードディスクにはWINDOWS XPがインストールされていますので、そのままでXPが起動されます。

 意外とスピードも速く、これならば十分に実用に耐えます。iTunesのライブラリをごっそりとこちらのサーバー内にコピーしました。そして、『Simplify Media』をインストールします。

 こちら(Simplify Media – Download)のサイトでファイルをダウンロードしようとしたところ、Linux版もあることに気がつきました。

 でも、FedoraCoreでは対応していないようで、Ubuntuを使わなければいけないようです。今度は16GBのコンパクトフラッシュにUbuntuをインストールして、試してみたいと思います。

 この『Simplify Media』は何のソフトかというと、iPhoneを持って外に出ているときに、自宅のサーバーの中に入れてある音楽ファイルをそのまま聞くことが出来るというソフトです。iPhoneにも専用のソフトをインストールする必要があります。iPhoneに入れるソフトの方は有料アプリケーションなのですが、最初は無料で配布されていたので、この時点でダウンロードをしていました。ようやくこのアプリケーションを使う日が来ました。

 インストールや設定は思ったよりも簡単にできたので、今日、さっそく外出先で使用してみました。
 iPhoneで『Simplify Media』のアプリケーションを起動して、ログインをしてみると、サーバーを選ぶことが出来ます。ここでサーバーを選択すると、アーチストや曲目、アルバムで選択できる画面になりました。

simplify media
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 ここで曲を選択すると再生画面になるのであとは再生するだけです。

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 再生を開始すると、最初はバッファリングをします。そして十数秒経ったところで再生がおもむろに始まります。音質は変わらないのだろうと思って聞いていたのですが、ザワザワとしたノイズとか、シンバルの音が少しひずんだりするところから想定して、何かのフォーマットで再エンコーディングしているようです。元の音質のままだと、転送速度が大きくなっていまい過ぎるためでしょうか。よくよく聞かないと音質の劣化には気がつきにくいので、メリットから考えればそんなに気にしなくても良いかもしれません。

 この『Simplify Media』はiPhoneの内蔵メモリ量が16GBしかないということを忘れさせてくれます。今後もぜひ活用していきたいと思います。

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