
大画面の薄型テレビは当初は値段が非常に高かったので、なかなか手が届くものではありませんでしたが、最近では32インチの液晶テレビであれば10万円未満、そして40インチを超える液晶テレビでも20万円未満で商品が購入できるようになってきました。イオンでは40インチのデジタルチューナー内蔵液晶テレビが10万円を切る価格で販売されてます。
- DAWIN40型液晶テレビ | 家電・ゲーム | イオンのオンラインショッピング
このテレビはDAWINというブランドです。製造元の会社はダイナコネクティブというあまり聞き覚えのない会社のモデルではあります。
【2025年8月28日追記】
ダイナコネクティブ社は2002年に設立された低価格テレビを手掛ける会社ですが、2010年に自己破産の申請をしています。
低価格テレビが登場した当初はそこまでの競争状況ではありませんでしたが、その後は中国などから輸入されるテレビも含めて低価格競争が勃発したことが自己破産に追い込まれた要因でしょうか。
従来は外国メーカー製の安価な液晶テレビには地上アナログ放送のチューナーのみが搭載されていて、地上デジタルチューナーなどが搭載されていないことが一般的でしたが、最近ではかなりの商品がデジタルチューナーを搭載するようになりました。この商品であればイオンが取り扱っているのでアフターサービスの面でも安心できそうな気がします。
このテレビ、実際に購入し使っている方のレポートがありました。
★脳内ジェンコ: テレビを買う イオン Dawin DY-40SDK350
この記事を見ると、少なくとも悪い商品では無さそうです。値段から考えれば、かなりお買い得な商品なのではないかと思います。
このように40インチの大画面テレビですら価格が10万円を切ってきたという状況ですが、日本ではどんなサイズの商品に人気が出ているのかが日経ネットで記事になっていました。
この記事によれば32インチの薄型テレビに人気が集中している一方で40インチを超える超える薄型テレビは売れ行きが伸び悩んでいるそうです。値段が安くなっていけば、さらに画面が大きなテレビの需要が増えていくと思っていたのですが意外な状況です。記事によれば北米市場で46V型のテレビの売れ行きが良いのに対して、それ以外の国では32インチの液晶テレビに人気が出ているようです。
現時点では1インチあたりの価格では32インチのテレビがもっとも安いこと、一般家庭では32インチもの大きさの液晶テレビを購入すれば十分にテレビ番組を楽しむことができることが、32インチテレビに人気が出る理由でしょうか。
【2012/10/28追記】
この記事を書いた当時は32インチのテレビは10万円未満としていますが、5年経った現在では32インチのテレビは3万円前後で購入出来るところまで値段が下がっています。
ここまで下がってしまうと、かなり購入しやすい家電製品になったと言っても過言ではありません。ブラウン管型のときには、大画面テレビは大きくて重くて高くてと三拍子揃っていましたが、現在の液晶テレビは一般家庭でも気軽に買えるようになってきたという面で大きな進歩があったと思います。
さらには40インチとか50インチといったテレビについても値段が下がっていますので、現時点では32インチよりも、それより大きいテレビの方が売れているのかもしれません。
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