DViCOのTViX-M3000Uを使いPCレスでテレビで動画再生

 DViCOという会社のTVIX-M3000Uという商品が注目を浴びているようです。なんとなく見た感じでは、テレビキャプチャユニットかなと思えるのですが、実は多機能なHDDケースです。

TVIX-M3000U

 本製品と別に準備した3.5インチのハードディスクを中に入れて、普通のUSB外付けハードディスクとして使用できるほか、中に動画ファイルを入れておくと、普通のテレビに接続することにより、テレビで動画を鑑賞することができます。(パソコンが無くても鑑賞可能です)

 本製品にはリモコンも付いていますので、離れたところから操作することも可能です。

 動画ファイルとしてはMPEG1、MPEG2、DiVX、XVID、AVI、VOB、そして静止画ファイルとしてはJPEG、音楽ファイルとしては、MP3、WMA、WAV、OGG\などに対応しています。静止画にも対応していますので、デジタルフォトアルバムとしての使用も可能です。

 また、インターフェースも、映像出力としてコンポジット、Sビデオ、コンポーネント、音声出力にはアナログ出力、光・同軸デジタルを搭載しています。

 さらにはリモコンも付属していますので、離れているところから便利に機械を操作することができます。

 制限事項としては、パソコンにつないだまま中身の動画ファイルをテレビで再生するということはできないようですので、普通のDVDレコーダーのように録画中のファイルを追っかけでテレビで鑑賞するという使い方はできないと思ったほうが良さそうです。

 値段も最近では安くなってきていて、2万円弱で購入できるようになってきました。ハードディスクは別売りとはいえ、自分でアップデートしていくことができる拡張性を考慮するとなかなかお買い得ではないでしょうか。最近、ほしくなってきた製品の筆頭製品です。

【仕様】

  • インターフェース:USB2.0
  • 解像度:NTSC 720 x 480, PAL 720 x 576
  • アップスケーリング:1920 x 1080i, 1280 x 720p
  • 画面縦横比:16:9, 4:3(レターボックス, Pan & Scan)
  • ビデオ出力:色差コンポーネント YPrPb 、コンポジット、S-ビデオ
  • オーディオ出力:デジタル:光学/同軸、アナログ:ステレオ
  • ビデオフォーマット:DivX 3.11, 4.x, 5.x, XVID, MPEG1, MPEG2
  • オーディオフォーマット:MP3, マルチチャンネルデジタルオーディオ, Ogg Vorbis, WMA
  • 静止画像:JPG
  • 対応OS:Windows 98SE/Me/2000/XP
  • ※Windows 98SEで御使用の場合は、ドライバをダウンロードしてご利用下さい。
  • ファイルシステム:FAT32, NTFS(マルチパーティション対応)
  • 使用可能なハードディスク:3.5インチ IDEハードディスク UDMA-33/66/100/133(BigDrives対応)
  • 電源:AC90〜250V, 50〜60Hz, 1.0A
  • 本体寸法:122.5 x 171.8 x 68.5 mm
  • パッケージ内容:TViX 本体 、リモコン、A/Vケーブル、USBケーブル、電源ケーブル 2本

【2025年5月14日追記】

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現在はテレビに外付けハードディスクを直接接続するのが一般的

 このエントリーを公開してから20年が経過しました。当時はこのような特別な装置を使って動画を鑑賞する必要がありましたが、今ではテレビ自体にUSB端子が付いていて、USB接続が可能な外付けハードディスクをつなげれば、テレビで簡単にコンテンツを楽しむことが出来るようになりました。また、テレビの操作をするだけで、ハードディスクに番組を録画することも出来ますので、まるでテレビとハードディスクレコーダーが一体化したかのような使い方ができます。

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