多摩地域から関越道や外環道へのアクセスが便利になる放射七号線の開通時期

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先日、BSで放送されている「噂の東京マガジン」で放射七号線が特集されていました。現在、目白通りを西に進むと、関越道の入口や外環道の入口を通り過ぎると、北園交差点で突き当たってしまいます。この北園交差点よりも西の区間が放射七号線です。すでに、調布-保谷-新座を結ぶ高規格道路に接続するところまで大半が完成しているのですが、お寺と墓地の部分の工事が進んでいません。

噂の東京マガジンによれば、このお寺は道路建設や移転には賛成しているものの、東京都は道路部分の代替地の提案しかしておらず、寺としては2箇所に分かれてしまうので、調整が難航しているのだそうです。(これだけ聞くと、東京都か身勝手なことを言っているようにも聞こえますが、都民の税金を無駄遣いするわけにはいかないので、残地の価値が無くなるほど極小にならない限りは、道路部分だけを対象にするのは通常のことだという解説もありました)

もしもこの道ができれば、調布市、武蔵野市、三鷹市、小金井市あたりの人は環状8号線に出て練馬インターを目指したり、混んでいたり抜け道を通ったりの所沢インターを目指す必要がなくなるため、非常に利便性が高くなります。

また、放射七号線と並走している「したみち通り」という細い道を抜け道として使う車が非常に多く危険な状況が続いているのですが、これも解消することができます。

放射七号線のうち、お寺と交差しない一部の区間だけを先行して開通させる動きがあるようですが、所詮は一部のしたみち通りは使わざるを得ず、利便性の面ではそこまで向上しません。むしろ放射七号からの車が集中したときに、周辺路地の交通状況がどうなってしまうのか心配になります。

歴史的な経緯が分からないので、東京都とお寺のそれぞれの見解に対して口を挟むつもりはまったくないのですが、早く交渉を決着していただいて、道が開通することを願うのみです。

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