多摩地域から関越道や外環道へのアクセスが便利になる放射七号線の開通時期

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 先日、BSで放送されている「噂の東京マガジン」で放射七号線が特集されていました。現在、目白通りを西に進むと、関越道の入口や外環道の入口を通り過ぎると、北園交差点で突き当たってしまいます。この北園交差点よりも西の区間が放射七号線です。すでに、調布-保谷-新座を結ぶ高規格道路に接続するところまで大半が完成しているのですが、お寺と墓地の部分の工事が進んでいません。

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噂の東京マガジンによる報道内容

 噂の東京マガジンによれば、このお寺は道路建設や移転には賛成しているものの、東京都は道路部分の代替地の提案しかしておらず、寺としては2箇所に分かれてしまうので、調整が難航しているのだそうです。(これだけ聞くと、東京都か身勝手なことを言っているようにも聞こえますが、都民の税金を無駄遣いするわけにはいかないので、残地の価値が無くなるほど極小にならない限りは、道路部分だけを対象にするのは通常のことだという解説もありました)

 もしもこの道ができれば、調布市、武蔵野市、三鷹市、小金井市あたりの人は環状8号線に出て練馬インターを目指したり、混んでいたり抜け道を通ったりの所沢インターを目指す必要がなくなるため、非常に利便性が高くなります。

 また、放射七号線と並走している「したみち通り」という細い道を抜け道として使う車が非常に多く危険な状況が続いているのですが、これも解消することができます。

 放射七号線のうち、お寺と交差しない一部の区間だけを先行して開通させる動きがあるようですが、所詮は一部のしたみち通りは使わざるを得ず、利便性の面ではそこまで向上しません。むしろ放射七号からの車が集中したときに、周辺路地の交通状況がどうなってしまうのか心配になります。

 歴史的な経緯が分からないので、東京都とお寺のそれぞれの見解に対して口を挟むつもりはまったくないのですが、早く交渉を決着していただいて、道が開通することを願うのみです。

【2024/10/20追記】

お墓部分を除いて部分開通予定

 東京都第四建設事務所は放射7号の部分開通に関して、その整備形態を発表しました。墓地の移転は相変わらず動きがないので、2キロメートルのうち、西側の都道24号線「練馬所沢線」から福泉寺通りまでを部分開通する方向です。これにより調布保谷線からお墓の手前までは行くことができます。逆にお墓から北園交差点の区間は開通しません。

 調布保谷線から大泉インターに向かうクルマはお墓の手前まで行って突き当りを右折、したみち通りを通って北園交差点に行く形になります。この区間のしたみち通りは最悪なほど狭くて、歩行者も非常に危険な状況です。ここに途中まで開通した放射7号のクルマが流入してくると、かなりの混雑が発生して道路も危険な状況になるのではないかと少し怖く感じています。

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