楽天系の2つの決済アプリとポイントサービスが一つのアプリに統合へ

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 楽天はいろいろなサービスを運営しているので、どんなサービスがあったのか、ときどき頭の中がゴチャゴチャになることがあります。そんな楽天から今度は家計簿アプリが突然発表されたという報道と、楽天系のスマホ決済アプリが統合されるという二つの報道がありました。

 楽天系のスマホ決済サービスには、楽天ペイと楽天Edyの二種類があります。

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楽天Edyのはじまり

 もともとはEdyが先にありました。Edyは楽天が立ち上げたサービスではなく、2001年にSONY、NTTドコモ、さくら銀行、トヨタ自動車、デンソー、ディーディーアイ、三和銀行、東京三菱銀行などの家電、通信、金融、自動車等の業界11社が出資してビットワレット株式会社が設立されたことに始まります。2001年と言えば電子マネーの創成期でもあり、JR東日本のSuicaが誕生したのも2001年11月のことになります。

 力を持つ異業種が集まり電子マネーでタッグを組めば、シェアを獲得するためにも有利になるという目論見があったのではないかと思います。Edyは2001年1月から試験サービスを開始、11月から本格サービスを開始しました。

 EdyはSuicaと同様にFericaを利用した非接触方式のタッチ決済サービスです。その後も信販会社、印刷会社、全日空などとの提携も進め、2009年12月に楽天の連結子会社となり、サービス名も楽天Edyになりました。

楽天EdyはiPhoneでは支払に利用不可

 しかし、楽天EdyはApple Payに対応していません。従って、iPhoneでは楽天Edyを利用した支払はできません。iPhone向けに楽天Edyアプリが提供されていますが、このアプリを利用しても支払に利用することはできず、あくまでも楽天Edyカードの残高確認、楽天Edyカードへのクレジットカードなどからのチャージができるアプリとして用途が限定されています。

 そんなこともあって、iPhoneユーザーには楽天Edyはあまり馴染みがないサービスになっていると思います。

楽天Payのはじまり

 楽天Payはバーコード決済に注目が集まっていた2012年に楽天によりサービスが開始されました。こちらはandroid向けのほかにiPhone向けにも決済アプリが提供されています。バーコード決済はApple Payの仕組みを経由せずに支払をすることができるので、Appleに支払いをするごとに手数料を払わなくて済むのは一つのメリットになるのでしょう。

決済アプリの統合

 こんな経緯や楽天Edyには制約もあるので、消費者から見ても、決済アプリの統合については、そこまで望んでいなかったと思います。統合時期についても、楽天ポイントは2024年、楽天Edyは2025年と、楽天側もさほど急いで統合をしようとしているわけでもないように見えます。今のところ、本ニュースに関する報道機関の取り上げ方も限定的になっているように感じます。

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