楽天でんきの値下げとSPU対象への復帰(当面、東京電力のままにします)

当サイトの記事には広告が含まれます

2024年4月1日以降、楽天でんきがSPUに復活することが告知されていました。利用額税込5500円以上をクレジットカード決済すると、楽天市場における買い物をしたときのポイント還元率が+0.5倍になります。

スポンサーリンク

楽天でんきにおける混乱の経緯

エネルギー化価格の高騰に伴い、2022年から楽天でんきはとても混乱していました。

もともと、楽天でんきはSPUの対象になっていたのですが、ロシアのウクライナ侵攻などでエネルギー価格が高騰した際にSPUの対象から外れていました。

まず動きがあったのは2022年3月ごろです。楽天でんきで新規の受付申込みが中止になりました。

エネルギー需給状況が不透明なため楽天でんきが新規申込を一時中止
楽天でんきが新規加入申し込みを一時停止しました。ウクライナ情勢でエネルギーの今後の供給が安定的にされるか否か不透明になってきたためです。(2022/03/07 20時時点では楽天ガスの新規申し込みは受け付けています)

続いて、3月下旬に値上げが発表されました。特に燃料費調整制度の上限が撤廃されて青天井になるという内容も含まれていました。新料金は2022年6月1日から適用されると発表されています。

燃料費の高騰を受けて楽天でんきが値上げ
楽天エナジーから「楽天でんき料金改定のお知らせ」というメールが来ました。 昨今のロシアによるウクライナ侵攻などの国際情勢の急激な変化により、国際的に燃料価格が高騰しています。調達先の一つである日本卸電力取引所の取引価格が昨年比2.7倍になる...

私自身は楽天でんきに入っていたのですが、2022年4月に東京電力のプランに切り替えました。

電力価格高騰に伴い「楽天でんき」から「東京電力」に切り替え
従来、電気料金の節約のために新電力の楽天でんき(楽天エナジー株式会社)を利用していました。しかし、昨今のロシアによるウクライナ侵攻などの影響により、燃料価格が急騰した影響を受けて、楽天でんきでは3月30日に、6月1日から値上げすることを発表...

さらに、2022年5月には東京電力の規制料金(従量電灯b)へ契約変更しました。規制料金は政府の許認可が必要なので少し安心感があります。東京電力の新電力プランへの切り替えはWEBだけで完結しますが、規制料金に戻すためには電話をかける必要があります。

電気代の値上げが怖いので東京電力の従量電灯bに切り替え
元々は楽天でんきに入っていたのですが、燃料価格の急上昇により、楽天でんきは東京電力と比較して大幅に高くなるという情報が楽天でんきから送られてきたのを受けて、去年の今ごろに東京電力に切り替えていました。 ウェブで手続きをしたのですが、ウェブで...

その後、楽天でんきは燃料費調整型から市場価格連動型に切り替わりました。取引価格に連動するので、燃料価格の変動が激しいときには、電気料金の変動も激しくなります。

楽天でんきの電気料金が大幅な価格高騰へ
9月20日に楽天でんきから「【重要】「楽天でんき」電気需給約款(低圧)および料金表改定のお知らせ(燃料費調整から市場価格調整への変更)」というお知らせが出ました。タイトルだけを見ると、なんだかよく分からないのですが、エネルギー価格が高騰して...

この頃は楽天でんきに関わらず新電力の会社は大きく影響を受けて、会社によっては事業を畳む会社も続出しました。

エネルギー価格の変動が怖いので楽天でんきには戻らない

今まで、上記のような経緯があり、楽天でんきが2024年4月から値下げをすると発表をしても今後の動向によってはまた大きく電気料金が変動することは明らかです。

私自身は世界情勢が落ち着いて、エネルギー価格が安定するまでは、今のまま東京電力の規制料金の契約を続けようと思っています。

コメント