秩父神社で厄除けの祈祷を受けてきました

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埼玉県の秩父神社に初詣に行った際に、今年が本厄だったことを思い出して、人生始めての厄除けのご祈祷を受けてみることにしました。何となく秩父という街が好きで、年に数回行く機会があります。秩父神社の参道でもある番場通りを散策したときなどには、秩父神社にもお参りしていました。今回も2023年1月の3連休最終日に秩父へ行く機会があり、秩父神社でお参りをすることにしました。

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本厄と厄除け

秩父神社は参拝されているたくさんの人で賑わっていました。そんなとき見かけたのがこちらの掲示です。

厄除け祈願の案内なのですが、見事に本厄にあたる年だと判りました。さらに調べてみると、厄除けのタイミングは、立春(二十四節気において1番目の節気)までに行うといいと言われています。この日は1月8日で初詣の参拝の方も少し減ってきたタイミングなので、厄払いをするにはちょうど良いタイミングになりそうです。厄除けを受けるときはスーツや、スーツでなくても落ち着いた色合いで肌の露出が少ない服装で行くことが推奨されています。さすがにスーツは来ていませんでしたが落ち着いた色合いの服でしたので大丈夫そうです。

何時から祈祷を受けられるか調べてみると、毎時0分と30分から行われていることが判りました。開始時間の15分前までには手続きを終わらせておく必要があります。時計を見ると午後2時5分前でしたので、午後2時半からの回で申し込むことにしました。祈祷料は5000円からになっています。本殿に向かって右側の建物で祈祷の受付をしていたので、白い受付用紙に記入し申し込みをしました。この受付用紙には、住所と氏名に「ふりがな」を書くようになっています。特にこの「ふりがな」は祈祷の際に読んでいただく形になるので、丁寧に書くようにしましょう。

待ち時間に本殿の周りを一周し彫刻を鑑賞

申し込みが終わったら少し時間に余裕が出来たので、本殿を参拝した後、本殿の周りを一周してみました。本殿には美しい彫刻が多数あります。

こちらは、左甚五郎作の子宝 子育ての虎です。

秩父神社 子宝 子育ての虎

続いてお元気三猿です。三猿といえば日光東照宮が有名ですが、あちらは「見ざる言わざる聞かざる」、こちらは「よく見て、よく聞いて、よく話そう」のお元気三猿になっています。

秩父神社 お元気三猿

とても猿たちの表情が豊かです。

秩父神社 お元気三猿

続いて、北辰の梟です。

梟の身体は正面のご本殿に向き、顔は正反対の北を向いています。

こちらは左甚五郎作の「つなぎの龍」です。

とても躍動感のある龍で今にも飛び出てきそうです。近くの池の龍が暴れると、この彫刻の下に水溜まりが出来たので鎖で繋いだら、龍は現れなくなったと伝えられています。

秩父神社 つなぎの龍

こちらは、天神地祇社です。秩父神社は武蔵国成立以前に栄えた知知夫国の一之宮であり、武蔵国併合の後は武蔵総社である東京都府中市に鎮座する大國魂神社(別称六所宮)の四ノ宮としてもお祀りされています。

天神地祇社

天神地祇とは神道に関する用語のひとつで、天にいる神々や高天原から天降った神々を指す天津神(あまつかみ)と、国土の神あるいは国津神(くにつかみ)である地祇を合わせた言葉です。昔から秩父神社の境内に鎮座する天神地祇社は、全国の一之宮を中心として計75座の神々が祀られています。

一周するとちょうど良い時間になったので、祈祷の受付をしたところにある待合室に戻りました。時間が近づくと、名前の確認を受け、本殿に案内をしていただけます。本殿にあがるときは靴を脱いで下駄箱に入れたうえであがります。今回は祈祷を受けない家族も一緒だったのですが、一緒に本殿にあがって後ろの場所で座って待つことができました。

祈祷していただいている間は正座をしなければいけないと思っていたのですが、「どうぞ足を崩してください。胡坐をかいていただいても大丈夫です」とお声がけいただきました。今回、一緒に祈祷を受けた方は5人でした。

祈祷の時間は全部で20分ほどです。祈祷が終わった後、授与品としてお札とお守り、そして辰の置物をいただきました。お札には住所と氏名を書いていただいています。今回、初めて厄除けの祈祷を受けましたが、とても不思議なことに身体が軽くなったように感じました。また、頭の中もスッキリとして考えがまとまりやすくなったような気がします。

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