先日、テレビで「あなたの会社はネット上の口コミサイトで悪い口コミが搭載されている。そんな誤解のある噂を否定して応募者を増やす仕事をしているので話しを聞いてみないか？」という営業電話があることが紹介されていました。その時はそんな仕事もあるのか？と思いつつ、ボヤッと見ていたのですが、あとから気になったのでネットで調べてみました。
成長率が高い注目の企業で調査
今回は急成長を遂げている「株式会社SHIFT」を元に調べてみました。どんなに良い会社でも、良い口コミと悪い口コミは混在します。従って、良いことばっかり取り上げているサイトがあったとしたら、もしかすると、悪い口コミを否定することを主眼に運営されているサイトである可能性が高いです。
さっそく、検索エンジンで、「SHIFT やばい」をキーワードにして検索してみました。すると、最上位に表示されたサイトがこちらです。相当なSEO対策が行われているようです。
このサイトには会社の悪い情報はいっさい書かれていません。ベタ褒めの内容です。
法律（ステルスマーケティング）には適合
ただし、法律で禁止されている「ステルスマーケティング」ではありません。記事の冒頭に「本ページの内容は一部宣伝を含みます」という記載があるので法律には適合しています。
少し分かりにくいのは、記事の途中に転職サイトへのリンクが掲載されているので、その部分だけが広告なのか、記事全体に対して株式会社SHIFTからお金を貰っているのかは判別が付きません。少し「おやっ？」と思ったのは記事の冒頭に「SHIFTの現役社員へのインタビューを参考にしながら」と書かれているのに、あまり現場の生の状況は書かれておらず、どちらかと言うと転職サイトに書かれているような経営サイドの内容がメインになっていることが気になりました。
転職を考えている方は、該当の企業からお金を貰って口コミサイトの悪い情報を打ち消すようなサイトも存在していることは意識して、極力様々な情報に接するようにした方が良いでしょう。
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