トヨタが新車の紙カタログを廃止してスマートカタログへ

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クルマのディーラーに行って真剣にどの車を購入するか選んでいるときに貰えるのが紙のカタログです。カラー印刷でとても見やすくて、もしかすると集めている人もいるのかもしれません。ただ、一般的な車種で数百円、高級な車種だと1000円を超えるコストがかかっていたようです。

カタログ

そんな紙カタログをトヨタが廃止する方向で動いているという報道がありました。WEBでのデジタルカタログに一本化していく方針で、すでに販売店に対して紙カタログの廃止に関する案内を出していると紹介されていました。

すでにトヨタの一部の販売店では、店頭のタブレット端末を使ってスマートカタログを使った商談が進められていて、これがすべての店舗に広がっていく形になります。ネッツトヨタ奈良 生駒店ではすでにスマートカタログを用いた商談が進められています。

先日行ったホンダのディーラーでは、店舗にあった紙の雑誌などはすべて無くなって、手元のスマホやタブレットなどを使って電子の雑誌を読むことができるようになっていました。新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた対策と経費節減の両面の効果があるのでしょう。以前、店舗に置いてあった雑誌の種類よりもかなり多くの雑誌が読めるようになっていたので、一人一台のスマホを持つようになった現在では、こちらの方が合理的なのでしょう。

スマートカタログでも紙のカタログには無い機能として、動画による機能説明が興味深いです。衝突軽減ブレーキの説明も文字で読むよりも動画で見た方が断然、イメージが付きやすいです。

また、お客さんの目の前でボディーカラーを変えたりオプションを付けたりするようなこともできるので、お客さんはすぐにイメージすることができるので、商談は進めやすいのでしょう。

今まで、家電量販店などでも多くの商品のカタログが紙で配布されていましたが、こちらもそろそろ見直される時期に来ているでしょう。既に紙の新聞を読んでいる人も大きく減少していますし、今後も紙の消費量は大きく減っていくのではないでしょうか。

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